タイトルの名目で、宮城に来たわけですが
職業は事務方です。
実際、こちらの職場でも前職と同じ仕事をしています。
表向きには直接、震災の復興・復旧とは関係なく思われます。
事実、自分がこちらへの派遣を希望してきたのも
震災直後の3年前、気仙沼市内の避難所でのお手伝いが1週間しかできなかったからです。
家や家族を亡くした方たちへ、直接「支援」させてもらったのですが
「物足りなさ」を感じ、「やり残した」感を抱え続けていました。
この度の派遣が決まった時は、本当に嬉しく
また、沢山の方のご尽力のおかげと感謝してるのですが
こちらに来るまでに、果たして3年経って現地がどのように復興が進んでいるのか
また、今回はどういう形で「支援」させてもらえるのかと
様々な思いの中で来させてもらったのです。
当初は、正直戸惑いばかりでした。
想いと、現実のギャップに。。。
以前も少し触れましたが
多賀城はまだ沢山の方が仮設住宅暮らしを強いられていたり
災害による復旧工事もまだまだこれからという箇所もありますが
すでに道も建物も整備が終わった所もかなりあり
本当に震災に遭われたのかと思われるほどの街並みも見られます。
で、派遣先の職場でも、事務方なのでもちろん直接被災現場と関わることもなく
多少は残業することはあるものの
休日出勤するほどのこともなく
広島にいるときと変わらない「普通」のサイクルです。
このブログを見てもらってると
「なんだ、コイツ何しに東北に行ってるんだ?」って思われるかもしれませんね。
車であちこち遊びまわってたり
野球やってたりと、やりたい放題?って。。。。
正直自分自身も、先日まで「これでいいのか?」って思ってました。
「一体なんの役に立ってるんだろう?」って。
そんな中先週、自分と同じように
宮城県内へ「災害派遣」で来られてる職員が集まり
「情報交換会」と銘打った「研修会」が1泊2日で行われ
自分も参加してきました。

場所は職場から車で30分ほどの所にある「東北自治研修センター」
宿泊部屋はオートロックの完全個室という立派な建物。
参加者は北海道から九州と全国から派遣に来られてる
81名もの人数が集まってたけど
誰ひとり知らない人達ばかり。。。
初日は県内の大震災の復興状況の説明だとか、講義形式ばかりだし
これは、「失敗したかな」って半分思ってたけど
その晩に行われた「交流会」で雰囲気が一変。
さすが、「酒の力」
テーブルが翌日のグループ討議用に振り分けられたグループだったおかげかもしれないけど
何故か自分のテーブルは大盛り上がり!
この流れで翌日の「グループ討議」も「大雑談会」
主催者の職員が「このグループが一番楽しそうにやってましたね」って言われたほどで。。。
この「研修」で一番わかったのが、自分一人じゃなかったってこと。
みんな、同じような思いをしてこっちに来てるんだなって。
職場での戸惑い、生活の戸惑い、悩み。。。
この時は「解決」までには至らなかったけど
かなり、自分の心のモヤモヤが晴れた気がしました。
で、帰って所属長に「研修報告書」を提出した時、
所属長に言ってもらった言葉で
自分の気持ちが一気に晴れ渡った思いがしたのです。
概略はこんな感じでした。
「色んな思いで、こちらに来ていただいてたとは思いますが
かなりのギャップに悩まれてたようですね。
でも、本来こちらの職員だけで残業してでもやらなければならない仕事量を
あなた達が来てくれて、こちらの職員としてやってくれていることで
こちらの職員もスーパー残業をせずに、通常生活を保つことが出来る。
そのことで「復興支援」していただいているんです。
だから、特別なことをしようと肩に力を入れずに
お互いに「当たり前」のことが出来るように、お手伝いをお願いします。」
当たり前の生活ができる幸せ。。。
それが一番の幸せなんですよね、人間って。
つくづくと実感しました。
※研修会では「飲むこと」と「話すこと」が一生懸命だったので(苦笑)
今回は写真が少なくてm(_ _)m