ナショナルチーム合宿
2月11日からオーストラリアとニュージーランドに行き、3月3日、東京から最終の新幹線で何とか大阪に辿り着きました。
まずはオーストラリアの合宿の報告から・・・。
2月11日、夕方に成田空港にナショナルチームのメンバーが集合、三浦恭資監督、マッサーの坂井さん、唐見実世子さん、真下正美さん、萩原麻由子さん、私の6名で出発。初めての海外に出発です。
約9時間のフライトでオーストラリアのシドニー空港に到着。その後飛行機を乗り換え、オーストラリアのアデレードという町に向かいます。2月12日の15時ごろようやくアデレードの山の上にある宿舎に到着。そこで先に合宿を行っていた沖美穂さん、豊岡英子さん、和田見里美さんと合流。本当にのどかな田舎町で2週間近くの合宿が行われます。
ここで、オーストラリアのアデレードについて簡単に紹介。
位置はオーストラリアの南の湾の東側です。季節はもちろん日本とは逆の夏なのですが、日によって気温の変動が激しく、暖房を入れないと寒い日や、気温36度くらいになる日など、日本では考えられないような気候です。ただ、私の滞在していた期間は、雨もあまり降らず、練習もしっかりとできました。空港がある町を抜けると、牛のいる牧場や葡萄畑が広がっているのどかな町です。
道路は左側通行、道路に幅があり、左端に自転車レーンがあったり、無くても自転車が走行するだけの幅は十分あり、非常に走りやすいです。車は右ハンドルで、アデレードの町を走っている車の半分以上は日本車ではないかと思うくらい、日本の車がいっぱい走っていました。自転車はほとんど街の中でだけ見かけました。マウンテンバイクやロードバイクなど、スポーツ車を乗っている人が多く、現地の方の話では、自転車のヘルメットは義務付けされているそうです。
食事はアデレードで暮らしてらっしゃる荒井さんという方のお宅にお邪魔して、夜ご飯をいただきました。荒井さんはアデレードの日本食レストランも経営してらっしゃる方で、料理もおいしく絶品。私の好きな納豆ご飯や、冷奴、お味噌汁という献立。オーストラリアにいるのに、日本にいるときよりも日本食を食べていたかもしれないです。
最初の日は軽く走り、次の日からいよいよ合宿の練習が始まりました。
一日目は約90kmの練習。最初に2kmくらい続く坂があるのですが、そこからすでに離れそうに・・・。平地の速さも半端無く速い!!山の上の宿舎なので、最後は上って練習が終わりなのですが、得意の上りのころには足は残っておらず、バテバテ。三浦監督も一緒に走りながら指導していただきました。
練習していないはずの三浦監督がナショナルチームの中で一番速いという状態(沖さんが一番でしたが、今回はイタリアのチームでの参加だそうです)。「練習しておけよ。」と三浦監督に言われていたのに、私の日本でしてきた練習では全然足りていなかったようです。はぁ、甘かった・・・。
二日目は、距離が減って73kmくらい。それでも平地は全然ついていけず、先頭交代もうまくできない状態。上りもレースを想定し、ペースが上がったり下がったり。話によると、海外のレースでは、平地の速度は40km以上にもなるとか。私のスピードでは40kmは全力。とにかくレースまでは時間が無いので、今更スピードアップはできません。
できるだけ人の真後ろで走り、力を使わないで速いペースで走れる位置取りを学びました。
合宿練習は二日目の73kmくらいのコースを基本とし、下りは安全に、平地と上りはレース的な感じで、先頭交代を高速でしたり、時には逃げてみたり、スプリントしてみたりと約2時間半。内容の濃い練習を集中して行いました。二日走って一日休みを基本とし、22日まで合宿は行われました。空いている時間はマッサーの方にマッサージをしていただいたり、三浦監督のレースの話を聞いたりと、充実した時間を過ごしました。
合宿で「チームでレースを走ること」についていろいろ聞き、今までレースを走ってきた走り方とはずいぶん違うなと感じました。エースとアシストがあるということは知っていましたが、具体的にどうやって動いたりするのかとか、風のあるときにチームで固まって前を追う方法とか、初めて聞くことばかりでした。
私が今まで走ってきたレースでは、同じチームの人はいませんでしたので、自分の順位が一番大切でした。でもチームで戦う場合は、個人の順位よりも、チームで一人でも上位に食い込ませることが重要で、そのためにチーム員がどう動くかが問題だというのも、今までやってきたことと全く違いました。ただ走るだけでなく、作戦を練って戦うということが、とても新鮮でした。
その第一歩として走るツアーオブニュージーランドのため、ニュージーランドのウェリントンに2月23日、移動しました。
後半へ続く。
写真上:真下さん
写真中:新井さん
写真下:唐見さん



