先日の狂った猛暑の中おいらのポンコツがオーバーヒートしちまった原因はラジエーターのクーリングファンの作動不良によるものだった。

 

 

このところ冷却系を強化すべくクーリングファン、ファンモーター、サーモスタット、サーモスイッチ、ファンリレー等いろいろ交換してきた。

 

 

あと最近2速~3速にシフトチェンジしたときギクシャクする感じがあり計器盤の警告灯も点滅するのでトランスミッションの故障か?と焦ったがアイドリングも不安定で今にもエンジンストールしそうなのでまずECUを取り出してみる。

 

 

助手席側のフロアカーペットをめくりセンターコンソール最下に隠れているECUの各コネクタとフランジナットを外す。

 

 

運転席側もマウントボルトから外しこちら側から引き抜く。

考えてみると27年間も超劣悪な環境で働いてきたのだ!

 

 

汚ったねー!ホコリまみれだー!

ドキドキしながら中を開けてみると・・・・。

 

 

ひぃぃぃーーー!!

電解液でドロドロじゃないかっ!!

 

 

8つある電解コンデンサのうち3つは液漏れしていて2つはリードが腐食していて簡単にもげてしまった。

 

 

ドロドロ基板をキレイに洗浄して塞がったスルーホールをスッポンで吸い取る。

 

 

新しい105℃耐熱のコンデンサを取り付けなんとかココまでキレイにできた。

 

 

テスターで確認した限りでは基板の導通に問題はないようだ。

 

 

今回は基板を洗浄しまくったので仕上げに防湿コーティング剤を塗布した。

 

 

クルマに取り付けて恐る恐るキーを捻ってみると無事エンジンがかかった!

点滅していた警告灯が消えて変速がスムーズになりアイドリングも安定した。

あーよかったわー!

 

 

クソ暑い日は冷却ファンの作動が不足しがちなのでファン強制作動スイッチを取り付ける。

4極リレーでバッテリーから直で取り付けたので切り忘れがないようにランプも付けたい。

 

 

実家の車庫で半田付けするワケにもいかないのでギボシ端子で接続する。

 

 

フェンダーアンプ的なパイロットランプの電球は電力を食いそうなのでLEDにしたい。

中の電球ソケットを繰り抜いて抵抗器とLEDソケットを配線してパテ埋めした。

 

 

塗装して出来上がり。

 

 

色はノーマルな赤にした。

 

 

5Aのヒューズを挟んで取り付けてスイッチ&ランプはこれで完成!

 

 

昼間の視認性もナカナカよい感じだ。

 

 

27年22万㎞。

もうアタシ以上にお婆なのかも・・・。

さて・・・・

これで残暑を乗り切れるだろうか?

まだしばらくは活躍できるのだろうか?

 

いつものようにキメてブッ飛ばそうぜ!!