まだ幼稚園に通っていたころ時々母に連れられて都内の百貨店に行った。
住んでいた団地からバスに乗って行くのだが”とまります”のランプが点灯するたびに心がときめいた。
 
 
無性にドキドキするようなハラハラするようなワクワクするような、この世界にこれほどイヤらしく素敵な色はない!と思った。
何故こんな色をしているのだろう?
 
このイヤらしい色を”なんとなく連想させる”モノに出会うと特に必要なくても買ってしまうことがある。
 
 
 
例えばこのエピフォンと先日買ったBurnyのLPモデルなどはその類のモノかもしれない。
同じようなモノが二本あっても仕方ないのに。
(ちょっと違うんだよ。)
 
というような話をH子ちゃんとM美サンに話したら・・・・。
 

                   

 

H子ちゃんからコレをもらった。

いつまでも遊んでしまうよぅ・・・・!

 

 

 

M美サンはそういうの好きなら・・・・と言って何故かギターをくれた。

随分前に弾こうと思って買ってみたけれど結局全然弾かず子供がぶら下げて振り回して遊んだだけでもう要らないのだそうだ。

 

バッグから出してみると・・・・!

 

 

・・・・同じようなモノが三本になってしまった!

好きな色の話をしただけでパチモンレスポールが好きという話ではなかったのだが。

 

写真ではキレイに見えるがトップに小さな傷が結構ある。

 

 

だがほとんど弾かれてないようだ。

 

しかしこのギター、バスウッドだかポプラだかわからないがレスポールモデルなのに異様に軽い!

ギブソンSG以上に軽く感じるので重量を測ってみる。

 

 

 

ギターを持って体重計に乗ったあとギターを置いて乗る・・・・。

なんと3.1Kg!

ボディはホロー構造だろう。

 

軽く調整してアンプで音を出してみると意外にも?LPモデルらしい音色だしネックの感じも凄く弾きやすくて気に入った。

 

 

エスカッションのネジ穴が幾つかバカになりかけていたのとフロントP.Uの若干のセンターズレが気になったので治す。

 

 

たぶん超低価格な機種だと思うがピックアップはちゃんとフロント用とリア用になっている。

 

 

こんなモンかな?

アーチドトップのセンター出しはチョット難しい。

ピックガードも取り付けたいね。

 

 

アーチドトップの場合ノブを頻繁に回しているとポインターがズレることもあるのでボルトで固定してしまう。

 

 

ザラザラで粉だらけのコントロールキャビティをキレイに。

 

こんなコトあんなコトをしていたら・・・・!

 

 

 

 

 

モディファイ魂が発火してしまいもう止まらない!

誰か”とまります”を押してくれ!

 

アタイの場合塗装剥がしはアイロンや剥離剤などは使用せずひたすら削り落とす派である。

 

 

 

トップの塗装だけ剥がしてP.Uキャビティから覗いてみるとセミアコ通り越して殆どフルアコに近い感じだがブリッジから後ろはソリッドなようだ。

昭和の時代だとボディが空洞のLPモデルは総じてボルトオンネックだったがコレはちゃんとセットネックなのが何だか不思議。

 

さてさてどーなることやら・・・・?