友達の買い物に付き合ってアウトレットモールをブラブラしたあと佐野ラーメンを食べた。
その帰り際にふらりと入ったリサイクル店で出会った超ハンサムなギター!
傷とか打痕などは無くニッケルパーツが曇っている程度の超キレイな状態。
フレットも曇っているが殆ど弾いた形跡がない。
ボディーカラーとトップの地味過ぎず派手過ぎない絶妙なキルト模様が気に入ったのでツレてきた。
テキトーにサノ・バーニーと名付けたが調べてみるとBurny LSD-55QTという10年以上前の西日本限定モデルだったらしいので関東ではレアなのかも・・・・。
正面からだとレスポール スタンダードの完コピモデルに見えるがバーニーのオリジナルモデル?でボディバックが薄くシンラインになっている。
ネックグリップもスリムなのでレスポール スタンダードよりも随分スマートな印象でとても弾きやすいのだがリアのピックアップの音色がどうも自分には枯れすぎてイナタいというかパワー感が少し物足りない感じがしていたので今回思い切って交換してみる。
久しぶりに御茶ノ水に行ってパーツを買ってきた。
一番使い慣れているセイモアダンカンSH-1bとポット、トグルスイッチ、ニッケルカヴァーなど。
まずボディをドンガラにして徹底的に磨く!
ギターポリッシュ等はあまり好きではないので汚れ落としとか掃除をするときはいつも超微粒子鏡面仕上げ用コンパウンドで磨いてしまう!
曇っていたニッケルパーツも細目コンパウンドでチマチマ磨くとピカピカに!
渋い味を出すレリック加工とは真逆の作業であるね。
フィンガーボードもオレンジオイルで保湿などしないでフェルナンデスのレモンオイルでスカッと爽やかに洗浄するだけである。
指板の木材の褐色が薄く明るい色で自分としてはエボニーとか高級ローズウッドなどの黒味の濃い指板よりコチラの方が好みである。
いよいよSH-1bにニッケルカヴァーを取り付けてパーツを組み込む。
トーンコントロールはどうせ使わないので配線しない。
フロントPUに330pFのハイパスフィルタをつけた。
新しい弦を張って各部調整してアンプで音を出してみるといつも使っているSH-1bなのにビックリするほどパワーが出るっ!!
考えてみるとメイプルトップのギターは初めてなのだがその影響が大きいのだろうか?
なのでいつもよりリアPUの高さを低めにフロントPUを高めにセットして丁度良くバランスをとった。
ブライトでソリッドに感じる一方でウォームでファットな相反する要素が絡む何とも言い難い音色。
サノ・バーニーこれでバッチリ完成!
そういえばジョージハリスンのルーシーにちょっと似てるかな?