自分にとってのセミアコ・ブームというのがたまにやってくる。
数あるエレクトリックギターの中でも実はES335タイプのセミアコが一番好きなのかも。
例えばアルヴィン・リーとか初期のリッチーブラックモアとかノエルギャラガーとかミキ・ベレーニとか特定のロックミュージシャンの影響とかではないので何故だかは自分でもわからないが音色もスタイリングも凄く好きである。
シンラインでシンメトリーのヴェネツィアンカッタウェイがたまらなくイカすぜぃ!!
ウチにあるセミアコは2本。
Epiphone Riviera
PUをセイモアダンカンのハムバッカーにテイルピースをストップテイルピースにナットをブラス製に改造した。
ブリッジはGotoh 510LBというロックタイプに交換。
軽くてネックが細いので弾きやすい。
一時はこればかり弾いていたくらい気に入っている。
CoolZというブランドのフジゲン製のセミアコ。
元はP-90タイプのソープバーPUだったのをミニハムバッカーに変えた。
何か”ソープバー”って夜の街っぽいネーミングねっ!
ボディのザグリを深くしてアルミ板でマウントベースを作ったりニッケルカヴァーに穴をあけてセミオープンタイプにしたりとワリと手間暇かけて改造した。
Voxエクストラ・ラウド・ミニというミニハムだがPAF系ハムバッカーと同じくらいの出力と音色。
ブリッジも太いスタッドに固定ロックできるタイプに変えた。
このライトオリーヴ・メタリックという70年代のアメ車みたいな珍しい色が気に入って最近までライヴでも使っていたのだが・・・・
全長159cmの自分には大きさ的にちょっとバランス悪いような?
レスポールくらいの大きさのギターの方が収まりがイイような気がしてからあまり弾いてなかったのだが考えてみればヴィジュアルを最優先したい歳頃はもうとっくに過ぎているコトに気づいて覚醒したのだ!!
自由になったのだ!!
ウチのギターの中では一番重量のある3.9kgでセミアコなのに音色も一番ソリッド!
歪ませても音の輪郭とか音程感が損なわれずハウリングもしないので本当はこの位の質量があるギターの方がロックバンドのアンサンブルでは使いやすいのかもしれない。
というわけで本日定休日なのでセミアコ2本の弦交換&メンテナンスを1日かけて超ゆ~っくりやりましょっと。
写真がウグイスメタリックばっかり!