新しいモノ好きなので数年から10年に一度くらい”最新のマルチエフェクター欲しい病”が発症する。

最新のマルチエフェクターといってもステージにドーンと置いて使うような本格的なハイエンドスペックのマルチエフェクターではなくお部屋で気楽にいろいろ遊べるエントリーモデルが好きなのだ。

コレほど楽しいオモチャはない!

 

20年以上前に購入したKorg 411fx。

液晶パネルもチューナーもないがこれが初体験のプログラマブルマルチであったと思う。

コンプ、歪系、揺れ系、空間系 ノイズリダクション等一通り入っていて5バンクにA、Bの2パッチづつメモリーできる。

オートロータリーという疑似レズリー風のモジュレーションエフェクトが気に入ってしばらくボードに入れてそれとディレイをよく使った。

Zoom 505と同世代くらいだがスタイリングでこちらを選んだ。

 

10年位前に購入したVox Tonelab ST。

これはモデリングアンプをメインに全体的にウォームな感じの音が気に入ってライン録りによく使った。

これ一つあればチューナー、モデリングアンプ、各種エフェクト全部入りで便利なので何回かライヴで使ったことも。

 

現在主に揺れ系、空間系で使っているZoom MS50G。

数えきれないほど無数のエフェクトが詰め込まれていて一つのカテゴリーの中でもどれを使うか迷ってしまうほど。

音色も素晴らしく使ってみたらあまりにも便利なので2台直列使用中。

 

そして新しく買ってきたG-ShockのようなスタイリングのZoom G1Four。

最新のエントリーモデルなのだそうで価格に驚いてしまったがもっと驚いたのが音質!

特にアンプモデリングのリアルさにはビビッてしまった。

 

この機種をギターアンプで使うときはアンプのInputに挿入して歪エフェクトのようにアンプモデルを使えるのだそうで(私はマルチエフェクターのアンプモデリングを使うとき殆どそうしているのだが)お部屋で遊ぶのに適している!

 

キャビネット&マイキングシミュレーターをoffにしてクリーンにセッティングしたアンプでいろいろ試しているうちにMatch30というアンプモデルを凄く気に入ってしまった。

各パラメーターを上手くセッティングすれば高音域のエッジがありつつ低音域が飽和した感じに揺らぎながらもレスポンスが良い!という音色で何故かMarshall Haze40というアンプをオーヴァードライヴさせてヴォリュームを上げて出力段を少しサチらせたときの感じに似ていて凄くリアルなのだ。

 

まったくマルチエフェクターで作り込んだ感じがなくこの音色をバンドでも使ってみたくなって結局ライヴ用にG3nというモノを買ってきてしまった。

 

 

松本零士さんの描くコクピットみたいなスタイリングのZoom G3n。

G1Fourより演奏しながらの操作性が良く私がライヴで使うにはこれで十分。

音もミルスペックだ!