先日Dimarzio Super Distortion T (DP318)を入手したのでPlaytech TL250(テレキャスタイプのギター)に装着して試してみる。

 

 

 

Super Distortionというネーミングからして自分にはラウド&超ハイゲインないかにも扱いづらそうなモノを面白半分で装着してみたが意外にもごく普通な癖のないハムバッカーサウンドで拍子抜けする。

Air Norton Tは(ハムバッカーとしては)低音域がタイトで締まった感じでややミッド~ハイミッドが盛り上がったような弾きやすいキャラクターだったがこちらはもっとフラットというかノーマルなハムバッカーサウンドで低音域も豊満で適度なエッジもあり歪ませると上品な感じすらあり(決してAir Norton Tが下品だったワケではなく)J-Popなんかにもイケる感じだ。

もっと下品なドスの効きまくったオラオラサウンドを期待していたが自分の勝手なイメージなんてアテにならないものだ。

 

出力も弾いてみた感じではAir Norton Tより少し高い位。

 

今回はこれにシングルコイル的な音も使えるように並列~直列切替スイッチをつけてみる。

 

 

コントロールプレートに穴を開けトグルスイッチをつける。

 

 

バンドでは殆どの曲がある程度歪んだセッティングでの演奏でクリーンなアルペジオとかを弾くときはフロントPUでヴォリュームを絞って弾くのでフロントのみハイパスフィルタをつけているのだがコントロールパネルのスペースが限られているのでPUセレクタをフロントにすれば出力が下がりローカットが効くスイッチをつけてみた。

 

フロントPUの出力を470pFのコンデンサを通しPUセレクターに接続するようにした後2.2Mの抵抗を通して接地してトグルスイッチでBypassと切替られるようにした。

果たしてこんなやり方が間違いなのか正しいのか解らないがいろいろ実験してみてこれが一番いい具合だったのでこれで良しとする。

 

あと書き忘れていたがシングルサイズのハムバッカーは高音域を少し抑え気味にした方が良かったのでヴォリュームポットは250k Aを使用している。

 

 

今回のPUカバーはルックス的になるべく違和感のないように(?)作ってみた。

 

 

Playtech TL250はこれでひとまず完成!

シリーズ、パラレル両接続共に良い感じでフロントPUのクリーンも気に入って最近はこればっかり弾いている。