ちょっと前のニュースですが、紹介します。
札幌医科大、ＳＩＲＴ１活性阻害しメラノーマの転移抑制
メラノーマの転移を抑制する物質を見つけたそうで。
実際、製品化されるまでにはまだまだ時間がかかるとは思いますが、
嬉しいニュースです。
●技術の概要
これまでがんの転移を特異的に抑制する薬物は実用化されていない。長寿遺伝子産物サーチュインの１つSIRT1活性がメラノーマ細胞移動に必要であることを見出した。SIRT1の活性を生体内物質であるニコチンアミドで阻害するとメラノーマの細胞移動が抑制され、さらに、マウスに移植したメラノーマの浸潤転移が阻害され、寿命が有意に延長した。
●産業界へのアピールポイント
これまでの抗がん薬とは異なり、細胞の分裂や増殖には作用せず細胞移動と転移のみを特異的に抑制する方法。従って、抗がん薬に通常見られる一般的な副作用が少ないと考えられる。
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