陶芸家・・・ルーシー・リー!!!
祖父が趣味で陶芸をやっていたのですが、
私もやってみたいな~・・・と
実は、昔からず~っと思っていることなんです。
でも、自分で作るというよりも
まだ今は、素敵な作品にたくさん触れたいのかも知れません・・・。
昨日は、新国立美術館に行ってきました。
ウィーン、ロンドンで活躍した、陶芸家、
ルーシー・リー展をみてきたよ。
「窯を開けるときはいつも驚きの連続」 |
この言葉に象徴されるように、
1995年93歳でこの世を去ったルーシー・リーの
生涯は、つねに瑞々しい驚きと発見に
満ちた陶芸制作に捧げられたものでした。
ウィーンの裕福なユダヤ人家庭に生まれたルーシーは、
工業美術学校で
ほどなくその作品は国際的な展覧会で
数々の賞を受賞し、高い評価を得ていきます。 |
彼女の遺した数々の作品のひとつひとつに
魂がこもっていて
どれもみていて溜息がでるほど美しい。
静寂の中で、その作品に向き合うと、
無口なんだけど、凛としていて、まっすぐで
美と気品とそして
優しさと強さとが備わっていると感じました。
そこには多くの言葉はいらないね。
それはきっと彼女自身なのかも。
彼女の気を感じながら
彼女の作品の魅力のとりこに、
また、それをも越えて
彼女のファンになっていました。
こういう美術館にひとりで行くのも
私にとって幸せの時間です。
お時間ある方は、是非お勧めしたいです。
音声ガイドのナレーションを担当するのは
樋口可南子さん。しっとりとした声と話し方が
ルーシー・リーの世界にぴったりで
素敵でした。