死産は出産の一つであり、死産した人にも無事に赤ちゃんを産んだひとと同じ反応が起きる。

 

母乳も出るし、当然骨盤も緩む。

週数によっての違いもあるが。

 

死産した後身体の変化について産院や助産師は産後の反応だというし、死産に限定して情報がまとめられていることはほとんどないと言っていい。

 

死産した我々は「死産も立派な出産ですので・・・」

という言葉には助けられることもあれば傷つくこともある

 

死産を初期の流産とひとくくりにするのはもちろん違うのだが。

身体の負担も違うし、陣痛をおこして産んだのだからどちらかといえば出産に近いのだろう。

(あくまでも私の場合。私は稽留流産の処置は全身麻酔で全くの無意識化に行われたので)

 

私は双子とはいえ16週だったので、後期になって子宮内胎児死亡や新生児死亡を経験することの悲しさと同じとは言えないだろう。

それは経験した人にしかやっぱりわからない。

 

だがこれは大体の人に言えると思う。

 

いくら我々の身体に起きた反応が産後のものと同じとはいえ、産後のお母さんと同じウエブサイトを訪れたり、新生児連れのお母さんと同じ待合室で「産後健診」の順番を待つのは拷問に近い辛さを伴う。

 

流産とも違うし、出産とも明らかに違うのだ。

 

一緒にされると赤ちゃんがいない悲しさが助長されることがあるのだ。

 

でも陣痛を頑張ったことを、妊娠を頑張ったことを評価されることと、自分が確かに妊娠していて、お腹の子は確かに一緒に生きていたということを、客観的に認めてくれるのも、あのセリフに尽きるのだけど。

 

出血が続いていると、まるで「産後」が終わらないような感じで非常にもどかしいのです。

 

すっかりひねくれちゃったよ~(-"-;A