畏敬するブロガーさんが
政治を書かない理由を説明されたことがあり、

これまた、
言いたいことを言ってもらった気分だった。


理由は「疎いから」。

世間に向けて政治・経済を語るのであれば
時間を割いて政治・経済を勉強してから、
という見識はもっともで、

(わたし個人は、そこに深めの歴史学習も
あるべきだと思っている)

ワイドショーで囃し立ててる話くらいで
語れるものではないだろう、
とわたしも思う。


わたしが政治・経済が主となる時事問題に
なるべく触れないのも、

何しろ世捨て人暮らしの情弱なので
現世の知識が足りないってことと、

きちんと勉強している方に失礼がないように
と思ってのことなのだけど、

やはり、
上記のブロガーさんが「哲学」として
政治に関わる話柄をお書きになるように

わたしも個々の問題そのものでなく、
そうして現れてくるいろんなものを通して
何が自分の目に映るのか、

それは書きたいと思っている。


まあ、わたしにはこの方のような
頭脳と文才の持ち合わせがないので
しばしば匙加減を間違えてしまうようだが。





他に、政治についての発言で
印象に残っているブロガーさんは

政治を「くだらない」と切って捨てた方。


皮肉でも揶揄でもなく、
無視した政治が望まぬことを招いても
この方が信じ愛するものを抱いて
動かない姿を拝見したいと思う。


政教分離を説く聖書に従い
投票に行かないクリスチャンの友人が、

たとえどんな世界になろうと
それは神の思し召しと考え、
結果もすべて受け入れるのと同じ姿を。






政治的沈黙どころか、
とある政治家を良しとしただけで
若い人は何もわかってないみたいな
発言をしたメディア関係者もいるようだが、

(自分の考えと違えば

相手が馬鹿、あるいは悪だというのは

ファシズムの第一歩だよね)

自分の言葉で、自分の頭で、
自分の価値観で選択をして、

心を据えて黙っている人たちも
それはそれでいいなぁ、と思う。
 

 

 

 

くま 指先がひび割れてきました いて座