なんて、エラそうなタイトル付けちゃいましたが、全然くわしくはないので、その点は生温かい横目で眺めてやってください(笑)。
そもそも、何にでも手を出した若い頃は別として、それなりに洋楽を聴き始めたのはごく最近。東日本大震災がきっかけだったのですから。
以前にも書きましたが、震災の後、メンタルに問題を抱えていた上、共感性が異様に高いわたしには、現実以上の負荷がかかってしまったのです。
その時、地方TV局が変わらず流し続けた洋楽ヴィデオを目にして、ようやく正気に戻ったような次第。
ヴィデオはブリトニー・スピアーズで、まあ、逆方向に引き戻すにはぴったりの落差(笑)でしたが、やはり浮き立つような音楽は少し無理がありました。
殊に、この年6月にリープを喪ったので。
泣いてばかりいたわたしの耳を捉えたのは、カントリーでした。泣き疲れ、ソファに転がったままぼんやりしていた時、ブラッド・ペイズリーの声が耳に、胸に染み込んできた…
その瞬間のほどけてゆく想い、今でも憶えています。
こちらは同じくカントリーのスーパースター、キャリー・アンダーウッドとのコラボ。
カントリー音楽大賞=カントリー・ミュージック・アワード(CMA)の司会は
もうずっとこのふたりではなかったかしら。
すぐに、もっとざらざらして重い声のほうが好きなことに気づきましたが、やっぱり最初の感動は忘れられないものです。
それにきっと、彼の洗練されたやわらかい声だったからこそ、あの時のわたしに響いたのだと思いますから…
『カントリー・ロード』だけじゃないのよ