まだまだ腰に気を遣う(泣)お休み明け、昨冬のお気に入りの2曲目です。


英国のレコード産業協会による「ブリット賞」の、2018年ブリティッシュ・シングル・オヴ・ジ・イヤー、ブリティッシュ・ヴィデオ賞を受賞したこの曲は、不実な男性を思い切ろうとする女の子を描いたもの。

タイトル『新しいルール』とは、別れた彼に引きずられないため、自分で決めた「彼とのあいだの新しいルール」ということで、

One, don't pick up the phone
ひとつ、電話を取っちゃ駄目


You know he's only calling 'cause he's drunk and alone
あいつがかけてくるのは酔っ払って淋しい時だけじゃないの


Two, don't let him in
ふたつ、あいつを部屋に入れちゃ駄目


You'll have to kick him out again
どうせまた叩き出す羽目になるんだから


Three, don't be his friend
みっつ、あいつと友達になっちゃ駄目


You know you're gonna wake up in his bed in the morning
そうなったらあいつのベッドで朝を迎えるに決まってるでしょ


And if you're under him, you ain't getting over him
あいつに引きずられる限り、あいつを乗り越えることなんてできないよ

 

と、自分に言い聞かせています。



なにしろ軽快な曲調とデュア・リパの低めできっぱりした声に耳が引っぱられます。そして歌詞も、ここに引いた部分の最後の1行なんかイイなぁと思います。

特に「under」は「影響下にある」といった精神的な感じから、彼への未練を「重荷として背負ってる」感じ、直接的に「彼の下にいるオトナにはわかりますね? 笑」状態まで、いろいろと連想させてくれます。

下と上=対比する言葉を置き(とても詩的)、シンプルで短い言葉だからこそイメージがいっぱいふくらんでゆく。こういうの好きです。



ヴィデオのほうも、別れたばかりの子がついつい逆戻りしそうになるのを、女の子同士で助け合うようすが描かれています。

個人的には、アメリカ人好みの大きすぎるお尻や胸が大量に出てくるヴィデオに辟易しているので、デュア・リパ本人含め、すっきりしたフォルムの女の子たちが、まるで清涼剤のように感じますね(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くま フラミンゴに意味はあるのかしら? おひつじ座

※無記名の翻訳&現代語訳は長短によらず渓美居堂によるものです。

  間違いについては責任取りません(笑)。