桃の節供ですが、実際に桃の花が咲くのはもう少し後。
ひな祭り=「上巳(じょうし)の節供」は旧暦3月3日の節供なので、
たとえば今年ならば4月18日に当たります。
それなら、桃の盛りも過ぎようかという頃ですね。
ちなみに、「せっく」という言葉は
「節日(せちにち=祝日)」のお供えものを指す言葉だったのですが、
のちに節日そのものを指すようになったものです。
節供とも節句とも書きますが、
語源を思えば「節供」のほうが古い文字使いだろうと思います。
ついでに、お雛さまの雑学豆知識 

昔のお雛さまの並べかたは、
男雛が左(=向かって右)で、女雛が右(=向かって左)でした。
※この並びを守っている地域もあります
これは、モデルである天皇とお后(きさき)が並ばれる時は
天皇陛下が左、お后が右という、実際の慣習からのもの。
未調査の私見ですが、日本では左大臣が右大臣よりエラいように、
「左のほうが神に近く尊い」という考えがあったためかと思います。
しかし、大正天皇の御影(ぎょえい=天皇家のお写真)撮影時から
並びかたを西洋風に変えて、男性である天皇が右側に立たれたため、
雛人形の並びもそれに倣って変わっていったのだとか。









桃の節供ですが、梅の写真です(笑)
のどかな空にぐっと伸びて
冬とバトンタッチしてるみたい
花でできたタワーに見える( ´艸`)
これは花かんざし?
花の鈴?
振れば可憐な音色がしそう

