昨日の散歩にはカメラを持っていきました。

持っていってみると、道端で花を見つめても「いかにも」感が醸されているもよう。不審者扱いされないためにも、今後はカメラを持ち歩こうと思います。


むかし読んだエッセイに、とある景勝地で景色に感動して眺めていたら「写真を撮らないのならどいてくれ」と言われた…とありました。

笑顔とピースサインの単純なスナップショットだって、撮影するにはいろいろ調整があってそれなりに時間がかかります。同じ時間を網膜と心に焼き付けるために使って悪いはずはない。追い払われる謂われはないはずです。

通行のじゃまにならない範囲で道端の花を眺めたり、空を見上げたりするのは変なことで、写真を撮っているのなら納得する。どうかすると現にじゃまになっても「仕方ない」と待ったり避けてあげたりまでする。

不思議なものです。


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草むらで可憐な花が風に揺れていました。
散歩1

これは雑草なのかしら? この周辺でしか見ないから、園芸種の “ご落胤(らくいん)” かしら??



小さなお星さま、見つけた。
散歩2

これは…ハナニラ?σ(^_^;) 本当に植物の認識は苦手です。



ちぎれ雲が遊んでる。
散歩3

渓美居堂家は木立と畑と空き地がひろがる《田舎》と市街地の境目あたり。空いっぱいに野鳥の鳴き声があふれていました。


まだ上手く鳴けないウグイスもいます。たぶん若い鳥なのでしょう、ホーホケキョ♪の途中で途切れちゃうんです。

毎年たいてい1羽はいますが…4月下旬でもその鳴きかたとは、今年の “新鳥” はトロいのかな(笑)。
それでも、同じところで何度もつっかえながらも、あきらめず春を歌い上げています。



この木立の中からは、ベテランらしき惚れ惚れするような声が…
散歩5

姿が見えればうれしいのですが、ウグイスは藪の中にいる鳥。羽毛アレルギーの身で近づくのも怖いし、あきらめました。

鳥さん、好きなんですけどねぇ… ショック



反対側には大好きな竹藪。
散歩6

やさしく古いお墓を抱いています。

先に逝った人が残る人たちの暮らす家のすぐそばに葬られ、明け暮れを見守った時代。
死を恐れながらも死者は慕わしい…そんな古人の感覚が伝わってきます。




小川のほとりに咲いた花。
散歩4

雨の少ないこの土地では、昔は農業用水の奪い合いで血を見たそうです。
今はコンクリートで固められ、ほとんど流れすら見えないこの川も、畑を潤した命の水でした。





公園編はまた今度(^-^)/
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