本日、2月25日。
昨日の「方言」と「声音=発声器官」の続きのような話ですが。
昔々。専門学校の寮で隣室のおねえさんがドイツ語の勉強を始めました。
わたしは中学の時にドイツ語入門書を読んだことがあったので興味津々。いろいろ聞いてみた時に、秋田出身の彼女はこう言いました。
「あんまり口を開けないで発音するとこが東北弁と似てる感じする。寒くて口を開けないからね。寒いとこの言葉は寒いとこの人間のほうがやりやすいかも」
確かにあるかも。
温暖で開放的な音が多い方言で育ったわたしは、たとえば北京語よりも広東語の音のほうが、どこかなじむ感覚があります。北欧系言語より南欧の言葉のほうが比較的発音しやすい。なんていうか、微妙に口内がタテではなくヨコ動きする感じが苦手なんですよね。
(※どの言語も「話せる」って話ではないので誤解なきようお願いします)
青森弁の開放感を思うと、絶対に当てはまる!ってわけでもないのですが、考えてみれば、国内(もしくは同言語圏内)の方言でも声が違ってくるくらいなのですから、言語が異なればもっとはっきり、あごの造り、口まわりや喉の筋肉からして違うと思います。
そうすると、より日本人らしいしゃべりかたをなさる方の外国語習得は、筋トレから始めないと理想の発音には行き着けないかも(笑)。
冗談はさておき・・・
わたしは、発音にそうまでこだわらなくてもいいんじゃない?と思うんです。だってネイティヴだって個々の訛りはありますし、歯や口に問題あったり、老齢だったり、いろいろありますから。
発音を軽視するつもりではないのですが、自分も含め、考えすぎてつまっちゃう日本人の大多数としては、初手から完成度を重視してる限り上手くいかない気がしてるもので。
むしろ、原語を自分たちの発音寄りにどんどん変化させてしまってるブラックやラティーノの図太さに学ぶべきでは?と思ったりします。
テキトーは万能特効薬(笑)。

昨日の「方言」と「声音=発声器官」の続きのような話ですが。
昔々。専門学校の寮で隣室のおねえさんがドイツ語の勉強を始めました。
わたしは中学の時にドイツ語入門書を読んだことがあったので興味津々。いろいろ聞いてみた時に、秋田出身の彼女はこう言いました。
「あんまり口を開けないで発音するとこが東北弁と似てる感じする。寒くて口を開けないからね。寒いとこの言葉は寒いとこの人間のほうがやりやすいかも」
確かにあるかも。
温暖で開放的な音が多い方言で育ったわたしは、たとえば北京語よりも広東語の音のほうが、どこかなじむ感覚があります。北欧系言語より南欧の言葉のほうが比較的発音しやすい。なんていうか、微妙に口内がタテではなくヨコ動きする感じが苦手なんですよね。
(※どの言語も「話せる」って話ではないので誤解なきようお願いします)
青森弁の開放感を思うと、絶対に当てはまる!ってわけでもないのですが、考えてみれば、国内(もしくは同言語圏内)の方言でも声が違ってくるくらいなのですから、言語が異なればもっとはっきり、あごの造り、口まわりや喉の筋肉からして違うと思います。
そうすると、より日本人らしいしゃべりかたをなさる方の外国語習得は、筋トレから始めないと理想の発音には行き着けないかも(笑)。
冗談はさておき・・・
わたしは、発音にそうまでこだわらなくてもいいんじゃない?と思うんです。だってネイティヴだって個々の訛りはありますし、歯や口に問題あったり、老齢だったり、いろいろありますから。
発音を軽視するつもりではないのですが、自分も含め、考えすぎてつまっちゃう日本人の大多数としては、初手から完成度を重視してる限り上手くいかない気がしてるもので。
むしろ、原語を自分たちの発音寄りにどんどん変化させてしまってるブラックやラティーノの図太さに学ぶべきでは?と思ったりします。
テキトーは万能特効薬(笑)。
