本日、5月18日。
Wikipediaの一部記事によれば、1897(明治30)年、ブラム・ストーカー作の小説『ドラキュラ』が世に出た日になっていました。あとで26日が正しいらしいとわかったのですが、延々と書いてしまっててもはや修正不可能。今後は気をつけます。
最初に白状してしまうと、わたくしこの本は未読です。
こどもの頃に観たドラキュラ映画に魅了され、吸血鬼伝説のほうにはけっこうハマってたりしたんですが、どういうものかドラキュラ物語の原作を読んでみようって気にならなくて。
まあ、物語としては映画同様、獲物を求めてイギリスに進出してきたルーマニアの吸血鬼ドラキュラ伯爵 v s 吸血鬼に関する知識を持ったヴァン・ヘルシング教授の戦いで、伯爵の正体の謎を解き、それを退治するものであることは変わりないようです。
このドラキュラの天敵ヴァン・ヘルシング教授を主人公に据え、ヴァチカン所属のアクティヴなモンスター・ハンターとして描いた映画もありました。面白かったけど、映画館を出る時にはストーリーを忘れてるような軽さでしたね(笑)。主演はヒュー・ジャックマン。
しかし、わたしはなんといっても往年のピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシングが好きでした。そして、そりゃもう、ドラキュラといえばクリストファー・リー!
当たり役で作品が多いので描写は監督にもよりますが、クリストファー・リーのドラキュラの個性は上品で美しく、いま思えば首筋に噛みつくまでのしぐさはセクシーそのもの。このふたりだと、伯爵も教授も、どちらも洗練された紳士って感じで、どっちに味方したものだか悩んだものです(笑)。
セクシーといえば、ドラキュラを好む女性は首筋に「急所」があるんだそうで。
話は逸れますが、この種の「急所」の話では、その女性が好む装身具によってわかるという話も聞いたことがあります。イヤリングやピアスが好きな人は耳が弱く、ネックレスなら首筋、指輪なら指や手…などというんですが、ブローチとかはどうなるんでしょうね(笑)。
なんだかすごい脱線になってしまいました。ただ、ポピュラーな分野でのドラキュラ人気は圧倒的に女性が支えており、そのベースには性的な意味合いがみとめられています。分析者によっては、突き立てられる牙は「男性の象徴」とする人もいるくらいです。「捕食者が男性で獲物が女性」という図式も、男性優位主義の時代の両性の関係そのままだと思われますし。
さて、今日は映画の話と脱線話で終わっちゃいそうなので、ついでに書くと、クリストファー・リーは『LOTR』でサルマンを演じています。今回の『ホビット』でも、イギリスから撮影場所であるニュージーランドへ移動することができず、イギリスで別撮りの状態ではあっても、サルマンとして登場してくれました。
うれしい。
ついでのついで。ジャックマンの『ヴァン・ヘルシング』には『LOTR』でファラミアを演じたデヴィッド・ウェナムが出ていました。ビビリで情けない修道士役だけど、妙に似合っていてキュートでしたよ。
では、明日はもう少しおカタく(笑)、「ドラキュラ」の名の由来となったルーマニアの英雄・ヴラド三世について書きたいと思います。

Wikipediaの一部記事によれば、1897(明治30)年、ブラム・ストーカー作の小説『ドラキュラ』が世に出た日になっていました。あとで26日が正しいらしいとわかったのですが、延々と書いてしまっててもはや修正不可能。今後は気をつけます。
最初に白状してしまうと、わたくしこの本は未読です。
こどもの頃に観たドラキュラ映画に魅了され、吸血鬼伝説のほうにはけっこうハマってたりしたんですが、どういうものかドラキュラ物語の原作を読んでみようって気にならなくて。
まあ、物語としては映画同様、獲物を求めてイギリスに進出してきたルーマニアの吸血鬼ドラキュラ伯爵 v s 吸血鬼に関する知識を持ったヴァン・ヘルシング教授の戦いで、伯爵の正体の謎を解き、それを退治するものであることは変わりないようです。
このドラキュラの天敵ヴァン・ヘルシング教授を主人公に据え、ヴァチカン所属のアクティヴなモンスター・ハンターとして描いた映画もありました。面白かったけど、映画館を出る時にはストーリーを忘れてるような軽さでしたね(笑)。主演はヒュー・ジャックマン。
しかし、わたしはなんといっても往年のピーター・カッシング演じるヴァン・ヘルシングが好きでした。そして、そりゃもう、ドラキュラといえばクリストファー・リー!
当たり役で作品が多いので描写は監督にもよりますが、クリストファー・リーのドラキュラの個性は上品で美しく、いま思えば首筋に噛みつくまでのしぐさはセクシーそのもの。このふたりだと、伯爵も教授も、どちらも洗練された紳士って感じで、どっちに味方したものだか悩んだものです(笑)。
セクシーといえば、ドラキュラを好む女性は首筋に「急所」があるんだそうで。
話は逸れますが、この種の「急所」の話では、その女性が好む装身具によってわかるという話も聞いたことがあります。イヤリングやピアスが好きな人は耳が弱く、ネックレスなら首筋、指輪なら指や手…などというんですが、ブローチとかはどうなるんでしょうね(笑)。
なんだかすごい脱線になってしまいました。ただ、ポピュラーな分野でのドラキュラ人気は圧倒的に女性が支えており、そのベースには性的な意味合いがみとめられています。分析者によっては、突き立てられる牙は「男性の象徴」とする人もいるくらいです。「捕食者が男性で獲物が女性」という図式も、男性優位主義の時代の両性の関係そのままだと思われますし。
さて、今日は映画の話と脱線話で終わっちゃいそうなので、ついでに書くと、クリストファー・リーは『LOTR』でサルマンを演じています。今回の『ホビット』でも、イギリスから撮影場所であるニュージーランドへ移動することができず、イギリスで別撮りの状態ではあっても、サルマンとして登場してくれました。
うれしい。
ついでのついで。ジャックマンの『ヴァン・ヘルシング』には『LOTR』でファラミアを演じたデヴィッド・ウェナムが出ていました。ビビリで情けない修道士役だけど、妙に似合っていてキュートでしたよ。
では、明日はもう少しおカタく(笑)、「ドラキュラ」の名の由来となったルーマニアの英雄・ヴラド三世について書きたいと思います。
