本日、10月13日。
江戸時代の医者「華岡青洲(はなおかせいしゅう)」が世界で初めて全身麻酔による手術に成功した日なので「麻酔の日」だそうです。
現在使われているグレゴリオ暦では1804年11月14日なのですが、文化元年10月13日のことで、記念日は昔の暦の日付を採ったわけですね。
「通仙散(つうせんさん)」と名づけられた麻酔薬は「曼陀羅華(まんだらげ)」と呼ばれた朝鮮朝顔の実と、「烏頭(うず)」すなわちトリカブトなどを用いたものだったそうで、またの名を「麻沸散(まふつさん)」。これは『三国志』に出てくる名医「華佗(かだ)」が使ったという、伝説上の麻酔薬の名前でした。
「通仙散」開発に当たって、華岡青洲は協力を申し出た自分の母と妻で人体実験を行いました。結果、妻の加恵は失明してしまいます。
この経緯に嫁姑の葛藤をからめ、華岡に対する献身を争ったように描いたのが、小説『華岡青洲の妻』ですが、なにしろ約150年後に創作されたお話ですから、実像にどのくらい近いのかはわかりません。
ただ、名門の出であった加恵さんが、その矜恃ゆえにむしろすすんで犠牲になることを選んだのならば、それはそれでうつくしくもあり、同時に哀しみも覚えます。
ところで「目」といえば、目そのものを「瞳」と呼ぶことが増えているようです。ところが「瞳」のもともとの意味は「瞳孔」です。黒目のまんなかの光を通す部分ですね。
ですから、原義にこだわるとこうなります↓↓
◆瞳を閉じて……無理ですぅ!てか、瞳孔 or 黒目だけが開閉してたら、絵的にかなりコワイ。
◆瞳を上げて……白目むいてますよぅ。
◆瞳を開いて……あのー、死んでますけど・・・
たぶん、自分の意思で瞳孔を自在に動かせるのって『ロード・オヴ・ザ・リングス』のサウロンだけでは?…いや、あれも感情に伴う自律的な動きかな(笑)。
ところで、お題とは全然関係ないけど『ロード・オブ・ザ・リング』って邦題、やめて欲しいですね。リングが複数形でないと、意味が違ってしまいます。
つぶらなお目々の図 (強引だなぁ:笑)。
江戸時代の医者「華岡青洲(はなおかせいしゅう)」が世界で初めて全身麻酔による手術に成功した日なので「麻酔の日」だそうです。
現在使われているグレゴリオ暦では1804年11月14日なのですが、文化元年10月13日のことで、記念日は昔の暦の日付を採ったわけですね。
「通仙散(つうせんさん)」と名づけられた麻酔薬は「曼陀羅華(まんだらげ)」と呼ばれた朝鮮朝顔の実と、「烏頭(うず)」すなわちトリカブトなどを用いたものだったそうで、またの名を「麻沸散(まふつさん)」。これは『三国志』に出てくる名医「華佗(かだ)」が使ったという、伝説上の麻酔薬の名前でした。
「通仙散」開発に当たって、華岡青洲は協力を申し出た自分の母と妻で人体実験を行いました。結果、妻の加恵は失明してしまいます。
この経緯に嫁姑の葛藤をからめ、華岡に対する献身を争ったように描いたのが、小説『華岡青洲の妻』ですが、なにしろ約150年後に創作されたお話ですから、実像にどのくらい近いのかはわかりません。
ただ、名門の出であった加恵さんが、その矜恃ゆえにむしろすすんで犠牲になることを選んだのならば、それはそれでうつくしくもあり、同時に哀しみも覚えます。
ところで「目」といえば、目そのものを「瞳」と呼ぶことが増えているようです。ところが「瞳」のもともとの意味は「瞳孔」です。黒目のまんなかの光を通す部分ですね。
ですから、原義にこだわるとこうなります↓↓
◆瞳を閉じて……無理ですぅ!てか、瞳孔 or 黒目だけが開閉してたら、絵的にかなりコワイ。
◆瞳を上げて……白目むいてますよぅ。
◆瞳を開いて……あのー、死んでますけど・・・
たぶん、自分の意思で瞳孔を自在に動かせるのって『ロード・オヴ・ザ・リングス』のサウロンだけでは?…いや、あれも感情に伴う自律的な動きかな(笑)。
ところで、お題とは全然関係ないけど『ロード・オブ・ザ・リング』って邦題、やめて欲しいですね。リングが複数形でないと、意味が違ってしまいます。
つぶらなお目々の図 (強引だなぁ:笑)。