本日、10月12日。
コロンブスがアメリカ大陸、正確には西インド諸島サン・サルバドル島に到着した日です。
まあ、本人は最後までアジアのインドだって信じてたらしいですけど。
コロンブスといえば、日本では進取の気質と柔軟な発想力に富み、信念を持って古くさい世界観に挑んで夢をかなえた…というイメージで語られている印象があります。「コロンブスみたい!」って言われたら、普通、ほめられたと受け取りますもんね。
けれども、彼は悪辣な奴隷商人であり、非武装の先住民を多数虐殺し、服従させるために手足を切断するなどの残忍な手段をくり返したことで悪名高い侵略者でもあります。
同じキリスト教徒の欧州人に対しても感じ悪く、実際に最初に陸地を発見したのは水夫だったのに、王室からの報奨金目当てに「自分が先だった」と言い張り、結局ぶんどってしまった…なんてのも人柄がしのばれますね。最後にはスペイン王室の保護も失い、不遇に落ちたのもそんなところが問題だったのでしょう。
ところで、わたしの愛する「モルモット」も、アメリカ大陸の動物です。
南米・アンデスの高地あたりが原産で、紀元前5000年頃には古代のインディオによる飼育が始まっていたとか。
インカ帝国での呼び名は「クイ」で、今でも「クイ」「クイェ」「クリ」などと呼ばれるそうです。音の感じからして、おそらく鳴き声が由来ではないかと思います。
英語では「Guinea pig(ギニア・ピッグ)」と呼ばれるのですが、もちろんアフリカ西部のギニアとは何の関係もありません。欧州人から見て遠いところという意味で、漠然とアフリカの西端の地名が使われたようです。日本でいう、とうがらしの「唐」とかゴマの「胡」みたいなものですね。
※※モルモット大好きな方・動物好きな方・なごみたい方は、以下閲覧注意です↓↓※※
そして「ピッグ」の由来には、1:豚のような体型、2:豚のような鳴き声、3:豚のような味…という説があります。
あ、味…??と思われる方もいらっしゃいますよね。
そうなんです、モルモットは南米では食用の家畜として飼われてきました。大航海時代には新鮮な肉を食べるためにモルモットを船に乗せていたという話もあり、南米では今でも食用です。
わたしは数年前、古代文明を紹介する番組で、思いもよらずいきなり丸焼きになった姿を、さらに自然を見てなごむつもりの番組で、首を切り落とされて鍋に放り込まれる何匹もの遺体を見せつけられてしまいました。わたしが非肉食になった原因のひとつです…。
某公共放送様、BBCでは同じ話を、生きてる姿と「今夜の食事です」というリポーターの言葉だけで紹介していましたよ。
わたしだって、そのことに触れるなとは言いません。でも、TVの画像でいきなり映されたら避けようもないのだから、もっと配慮して欲しいと思います。
ちなみに、日本では大人気の「カピバラ」も南米では長く食べられていて、ベネズエラでは食肉用家畜として生産されています。美味だそうです。
※※以上、モルモット大好きな方・動物好きな方・なごみたい方には閲覧注意部分です↑↑※※
一般に使われる「モルモット」という名前は、欧州に分布するリス科の「マーモット」という動物に似て見えたからだとか。以前、TVで見かけましたけど、すばしっこそうで、のんきなモルとはあまり似て見えませんでした(笑)。
日本にはオランダ語でマーモットを指す「マルモット」が伝わって「モルモット」に訛ったらしいのですが、逆に本家オランダではとうに間違いを正してて「マルモット」とは呼ばないそうです(笑)。
やっぱ、食うなよ(泣)。
コロンブスがアメリカ大陸、正確には西インド諸島サン・サルバドル島に到着した日です。
まあ、本人は最後までアジアのインドだって信じてたらしいですけど。
コロンブスといえば、日本では進取の気質と柔軟な発想力に富み、信念を持って古くさい世界観に挑んで夢をかなえた…というイメージで語られている印象があります。「コロンブスみたい!」って言われたら、普通、ほめられたと受け取りますもんね。
けれども、彼は悪辣な奴隷商人であり、非武装の先住民を多数虐殺し、服従させるために手足を切断するなどの残忍な手段をくり返したことで悪名高い侵略者でもあります。
同じキリスト教徒の欧州人に対しても感じ悪く、実際に最初に陸地を発見したのは水夫だったのに、王室からの報奨金目当てに「自分が先だった」と言い張り、結局ぶんどってしまった…なんてのも人柄がしのばれますね。最後にはスペイン王室の保護も失い、不遇に落ちたのもそんなところが問題だったのでしょう。
ところで、わたしの愛する「モルモット」も、アメリカ大陸の動物です。
南米・アンデスの高地あたりが原産で、紀元前5000年頃には古代のインディオによる飼育が始まっていたとか。
インカ帝国での呼び名は「クイ」で、今でも「クイ」「クイェ」「クリ」などと呼ばれるそうです。音の感じからして、おそらく鳴き声が由来ではないかと思います。
英語では「Guinea pig(ギニア・ピッグ)」と呼ばれるのですが、もちろんアフリカ西部のギニアとは何の関係もありません。欧州人から見て遠いところという意味で、漠然とアフリカの西端の地名が使われたようです。日本でいう、とうがらしの「唐」とかゴマの「胡」みたいなものですね。
※※モルモット大好きな方・動物好きな方・なごみたい方は、以下閲覧注意です↓↓※※
そして「ピッグ」の由来には、1:豚のような体型、2:豚のような鳴き声、3:豚のような味…という説があります。
あ、味…??と思われる方もいらっしゃいますよね。
そうなんです、モルモットは南米では食用の家畜として飼われてきました。大航海時代には新鮮な肉を食べるためにモルモットを船に乗せていたという話もあり、南米では今でも食用です。
わたしは数年前、古代文明を紹介する番組で、思いもよらずいきなり丸焼きになった姿を、さらに自然を見てなごむつもりの番組で、首を切り落とされて鍋に放り込まれる何匹もの遺体を見せつけられてしまいました。わたしが非肉食になった原因のひとつです…。
某公共放送様、BBCでは同じ話を、生きてる姿と「今夜の食事です」というリポーターの言葉だけで紹介していましたよ。
わたしだって、そのことに触れるなとは言いません。でも、TVの画像でいきなり映されたら避けようもないのだから、もっと配慮して欲しいと思います。
ちなみに、日本では大人気の「カピバラ」も南米では長く食べられていて、ベネズエラでは食肉用家畜として生産されています。美味だそうです。
※※以上、モルモット大好きな方・動物好きな方・なごみたい方には閲覧注意部分です↑↑※※
一般に使われる「モルモット」という名前は、欧州に分布するリス科の「マーモット」という動物に似て見えたからだとか。以前、TVで見かけましたけど、すばしっこそうで、のんきなモルとはあまり似て見えませんでした(笑)。
日本にはオランダ語でマーモットを指す「マルモット」が伝わって「モルモット」に訛ったらしいのですが、逆に本家オランダではとうに間違いを正してて「マルモット」とは呼ばないそうです(笑)。
やっぱ、食うなよ(泣)。