■佐倉義民伝

領主の過剰な搾取に反抗し、改善を将軍に直訴した木内宗吾の物語。

時の将軍・徳川家綱(染五郎)に命を賭して村の実情を直訴することを決意した宗吾(幸四郎)。

その宗吾の決意を聞いて引き止める家族たち・・・

幸四郎と、その女房役・福助の演技は磐石ですが、

その長男役の金太郎はまだまだですね。まだ6歳だから仕方ないか・・・

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■唐相撲

33年ぶりに再演された珍しい演目。

唐の国に渡った日本人力士。彼の帰国の名残に、相撲を見せてくれと要求する皇帝。

言葉の通じない人間同士が、相撲でコミュニケーションをするという愉快な舞踊劇。

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唐韻というインチキ中国語がユーモラス。

演じてる俳優たちもみんな楽しそうで、、微笑ましい一幕でした。

これまでちょっと重い演目が昼から続いていたので、ほっとできました。


■小さん金五郎

上方歌舞伎らしい、はんなりとした情緒と、誰も不幸にならない恋愛話。

髪結・金五郎(梅玉)と芸妓・小さん(時蔵)の美男美女カップルの演技が秀逸。

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サクサク話が展開し、ラストの漫画的なご都合主義も合わせて大らかな話の筋。

三組のカップルで誕生する脇で一人余ったお鶴(秀太郎)もオイシイところを持っていったし、

ラストを締めくくるの相応しく爽やかな演目でした。


全体的に「家族の別れ」と「桜」を前面に押し出した3月らしい構成でした。

正直、華の無い演目ばかりと思っていたのですが、なかなか良かったです。

残念だったのが大向こうの掛け声のタイミング。上手な人が少なかったですね。

メジャーな演目で無いと掛け声も難しいのかもしれませんが・・・