続いて夜の部。

昼の部に続いて「獅子」と「鳶の喧嘩」の演目。

これは敢えてこのような構成にしているに違いない。


■矢の根
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歌舞伎十八番のひとつ。

七福神やお節をもじった台詞回しは正月にぴったりの演目。

人間国宝・田之助の曽我十郎を見れたのは貴重かも。


連獅子(れんじし)
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昨年亡くなった人間国宝・富十郎の追善狂言。

忘れ形見である鷹之資が、天王寺屋の御家芸を舞います。

鷹之資も成長し、以前見た父子共演の「石橋」よりパワフルさが増してました。

後見として相方を務めた吉右衛門は力不足。

毛振りの場面では会場全体、ハラハラしながら見守っていました。


■神明恵和合取組(かみのめぐりわごうのとりくみ)
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通称「め組の喧嘩」。

江戸の花形、鳶と力士が大喧嘩という何ともワクワクする演目。

一触即発の場面が幾度も続き、最後の乱闘で一気に爆発。

菊五郎が江戸時代からタイムスリップしてきたかのような粋な演技で、

江戸情緒溢れる演目を牽引します。

締めもさっぱりしていて、胸のすくような晴れ晴れとした舞台でした。

面白かったのは、客席にもちらほら「め組」の法被を着た方がいたこと。

こういうコスプレはアリだと思います!


様式美だけでなく、江戸文化の粋を集めた演目だった今月の演舞場。

正直、若手主体の浅草歌舞伎との格の違いを感じました。
(あちらももちろん、若手の魅力がありますが!)

来月はいよいよ勘九郎襲名公演が開始。今から楽しみです。
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