歌舞伎、ワイン、etc…ブログ 『CAVINET』

浅草公会堂で上演されている新春浅草歌舞伎を観劇。

浅草歌舞伎は若手が中心となって構成される傾向がありますが、

特に今年猿之助を襲名する亀治郎の気合の入り方がすごかった。


■南総里見八犬伝(なんそうさとみはっけんでん)
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原作は曲亭馬琴による有名な長編小説。

今回は八つの玉が生まれるところと、

それを受け取った八犬士が里見家復興の為に立ち上がらんとする、

物語の導入部分を上演・・・・

なのですが、八犬士の一人と恋仲になる女性の父親、

簡単に言えば完全に脇役であるこのジジイを演じた亀治郎が観客を圧倒。

プログラムでは

「ピリと効いていながら、あまり目立ちすぎないようになれれば」

とコメントしていますが、とんでもない。目立ちすぎです!!


しかしこういうスケールの大きい超大作は江戸時代の人ならずともワクワクするもの。

この作品は立ち回りの際の大仕掛けも有名なので、

その部分も早く上演してほしいものです。


■廓文章(くるわぶんしょう)
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夕霧物の代表作。

かつて大阪の花町に夕霧という名の超売れっ子太夫がおり、

その夕霧は若くして絶命したということで伝説的な人物に。

そして彼女を題材に様々な作品が作られたそうで、その中でも有名なのがこちら。

上方歌舞伎らしい柔らかでいて、ユーモラス、そして儚げな雰囲気の作品。

俳優陣も上方歌舞伎で活躍している面々なので若手中心とは言え本格的でした。

お正月らしく、めでたしめでたしという幕切れも非常にスッキリ!!



浅草公会堂。初めての会場でしたが舞台も見やすく、悪くない会場でした。

が、下町ゆえなのか観劇マナーは最悪クラス。

上演中のおしゃべり、大きないびき、ビニール袋ガサガサ、携帯着信音・・・

一通りやられました。新年早々、残念な観劇になってしまいました。
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