歌舞伎、ワイン、etc…ブログ 『CAVINET』

NHKの古典芸能鑑賞会に行ってきました。

C席はなんと千円!!

しかも三階席からでも楽々花道が見えると言う、お得な会場です。

とはいえ平日17時開演なので、

仕事のある身としては前半の筝曲、日本舞踊は断念。

後半の歌舞伎は無事に鑑賞できました。


■彦山権現誓助剱 (ひこさんごんげんちかいのすけだち)

いわゆる仇討ちものですが、一風変わっています。


武術の腕は立つが心の優しい毛谷村六助。

その腕前は領主が「六助に勝った男は、高給で雇うよ」とお触れを出すほど。

そんな六助の前に老婆を担いだ浪人が現れ、

「この年老いた母を養うため仕官したい。わざと負けて欲しい」と六助に頼む。

勝利に執着の無い六助は親孝行に感動してその依頼を受けるが、

それ以来、幼子を抱えて息絶える武士、突如現れ「母になってやる」という老婆、

そして「親の仇!」と言って襲撃してくる男装の娘など珍客が次々訪れ、

結末は意外な展開に・・・


いきなり現れて「母になってやろう」と言ったり

「宿賃だ」と言って銭袋を六助の顔面目掛けて全力ピッチングしてくる謎の老婆と、

それをキャッチして「なかなかの腕前」とこれまた全力で投げ返す六助のシーンがシュール。


六助を演じるのは人間国宝・吉右衛門。

相変わらず台詞回しが「ぁ~、・・・」「ぇ~~~、・・・」と怪しいですが、

芝居のダイナミックさやオーラは他では出せない味がありました。


安く、舞台も見やすいNHKホール。

声が拡散して歌舞伎にはちょっと不向きかもしれませんが、

お得に大御所の演目を見られる機会ですので、

皆様も機会がありましたら是非~
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