突発性難聴でおよそ10ヶ月休業していた中村勘三郎の復帰公演。

それを見るために大阪は新歌舞伎座にやって参りました。

新歌舞伎座は上本町に移転して一周年。

商業ビルの最上階にあります。
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近鉄百貨店とも直通。便利!!

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近代的でキレイな劇場です。

■御摂勧進帳(ごひいきかんじんちょう)

通称「芋洗い」。

初演は「勧進帳」よりも更に古い、歴史のある演目です。

弁慶による荒事の荒々しさは十八番「暫」に似ています。

追手の首を引っこ抜き、それを芋洗いの如くかき回す場面が有名。

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頻繁に上演される演目でないのですが、見るのは今年二回目。

弁慶は同じく橋之助。楽しそうに演じていました。


■男女道成寺(めおとどうじょうじ)
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勘太郎・七之助兄弟による男女道成寺。

これも今年二回目。一回目は松緑と菊之助でした。

勘太郎の女形は松緑より絵になってしました。

兄弟による舞踊も息ぴったり。


■人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)
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三遊亭圓朝による人情噺。

腕は立つが酒と博打に狂い年を越せなくなった左官屋の長兵衛(勘三郎)。

そんな父親を見かねて娘・お久(芝のぶ)は遊郭に奉公へ行くことに。

お久の親孝行に勘当した遊郭の女将は一年の期限付きで長兵衛にお金を貸す。

そのお金を持って揚々と家路を急ぐ長兵衛の前に、

奉公先の掛金を紛失し身投げをしようとする文七(勘太郎)の姿が。

文七が盗まれたらしい掛金はちょうど長兵衛が借りたお金と同額で・・・

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「素晴らしき哉、人生」を思い出させる感動話。

それぞれの役者も生き生きと演じていました。

特に長兵衛の女房・お兼を演じた扇雀の演技に場内は爆笑。

やっぱりこういう世話物での勘三郎の演技は秀逸でした!!