八月は「納涼歌舞伎」として、従来の「昼・夜」構成でなく三部構成。

第三部は夜から開演なので、会社帰りにも寄れて便利。

■宿の月

夫婦の共に生きる姿を四季に当てはめて見せる舞踊劇。

橋之助の恐妻家役は板についてますね。

扇を杯や子供の玩具など様々なものに見立てる点も

非常に芸術度が高かったです。

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■怪談乳房榎(かいだんちぶさのえのき)

幕末から明治にかけて活躍した噺家・三遊亭円朝による人情噺。

三つの役を一人が早変わりで演じるのが見せ場です。

怪談話は中村屋の得意とするところ。

勘三郎の十八番を、花形歌舞伎では長男・勘太郎が演じます。

勘太郎の演技は本当に父親に瓜二つになってきましたね。

同じ息子でも次男の七之助は完全な女形だし、

よく出来たものだと感心します。


意外にと言っては失礼ですが、悪役・磯貝浪江を演じた獅童が良かった。

いけすかないヤクザな男が板についてますね。気持ちよいくらいの悪役。


本水(本当の水)を使った滝のシーンも涼しげで迫力があったし、

夏にはぴったりの演目でした。


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