改築のため休館中の歌舞伎座をテーマにした
ドキュメンタリー映画を観てきました。
「わが心の歌舞伎座」
貴重な映像・資料と共に
現在の歌舞伎界を代表する歌舞伎役者の面々が
歌舞伎座への思い出を語るという形式。
懐かしい歌舞伎座の映像を見るだけで感慨深かったのですが、
何より珍しいのが、
大道具や小道具、衣装やかつらといった
裏方の仕事現場を映像に残しているところ。
これ、ドキュメンタリー映画というより、
歌舞伎の資料として重要な作品なんじゃないかと思います。
■劇場としての歌舞伎座
稽古場よりも歌舞伎座のロビーでの稽古にこだわる故・富十郎。
受付のおばさんとの思い出を語る勘三郎。
様々な観点でそれぞれの役者が歌舞伎座との思い出を語る。
■歌舞伎座で演じるということ
劇場としての歌舞伎座だけでなく、
各俳優の当たり役についても言及されています。
鏡花作品を演じる玉三郎の感性、
河庄や曽根崎心中を演じる藤十郎の和事に対する意気込み、
彼らはどのような意識で名作に臨んでいるんだという、
内面にも切り込んでいます。
■新しい歌舞伎座へ
そして、自分の名跡に対する重圧・責任を語っていたのが
團十郎と菊五郎の二人。
江戸歌舞伎のツートップですからねー。
これからも頑張って頂きたい!!
映像化された歌舞伎を観る機会が
あまりなかったのですが、
花道を行く役者の汗や涙までとらえているのに驚かされました。
来月からアンコール公演するシネマ歌舞伎も行こうかなー
歌舞伎座に三度以上足を運んだことがある方なら、
必見の作品です。
3月11日までなので、興味のある方はお早めに!!
今月は夜の部もあるみたいですよー
