勝手に語り出していますが「初めての歌舞伎」。


過去の記事はこちら。


初めての歌舞伎(1) ~チケット代・予約編~

初めての歌舞伎(2) ~劇場編~





いざ歌舞伎鑑賞が決まったら何をすればいいのか??


まずはネットなどで予習をする事をオススメします。



ネタバレは嫌だ!



先に結末なんて知りたくない!!



という方もいらっしゃると思いますが、

それでも敢えて予習をして欲しいと思います。

その理由は2つ。




●歌舞伎の演目の多くは、長編の一部に過ぎない

歌舞伎の演目は「見どころ」を中心に演じられます。

もし「101回目のプロポーズ」(古いですが・・・)が歌舞伎化されたら

武田鉄也がトラックの前に飛び出す話ばかりが上演されますし、


歌舞伎、ワイン、etc…ブログ 『CAVINET』
僕は死にま(以下略)



「風の谷のナウシカ」が歌舞伎化されたら

王蟲暴走、巨神兵腐る、ナウシカは金色の野を歩いてる。

そんなシーンばかり上演されることになります。


歌舞伎、ワイン、etc…ブログ 『CAVINET』
その者、蒼き衣をまといて(以下略)




つまり、その演目の事件の経緯や、

登場人物の相関関係が頭に入ってないと、

楽しめないことが多々あるというわけですねー



一部しか演じられないわけですから、


もちろんラストシーンまで見られない演目も多いです。


先ほど例に出した101回目のプロポーズのシーンなんて、


12話中の6話目ですからね・・・・


鉄也と温子の行く末はわからないまま劇場を出ることになるわけです。



本当にそんな感じで上演されることが多いのが歌舞伎。


なので、予習をせずに見たからといって興が削がれない、


ということもないのです。




一つの場で完結するような短い演目や、

第一話から最終回まで一挙上演!!みたいな

「通し狂言」という形式の演目もありますが、

それはごく一部なので、


やっぱり予習はオススメ。


歌舞伎のタイトルでそのあらすじは検索できますし、

公式サイト「歌舞伎美人(かぶきびと)」 でもみどころを紹介しています。

むしろその予習が楽しかったりします。


最初は本など買う必要はありません。ネットで十分。



とはいえ、事前に内容を把握する時間も無い場合もあると思うので、


そんな時は劇場でレンタルしている「イヤホンガイド」を活用してください。


これは役者の台詞の合間に、


台詞の意味やこれまでの経緯などを解説してくれるツール。



ぶっちゃけコレがあれば予習も必要無いくらいなのですが、


全ての情報を網羅しているわけではないので、


補助的なものとしてお考え下さい。


でも、慣れないうちは絶対使った方がいいです!!




さて、長くなりましたが理由の2つめ。


●歌舞伎の展開は予想不可能


予習などせず、先の展開を予想したい、


新鮮な気持ちで驚きたい、


という気持ちはわかるのですが、


歌舞伎の展開は良くも悪くも荒唐無稽!



よく聞く嘘話の「チンギスハンは実は源義経」くらいの展開が多々あります。


その義経を題材にした「義経千本桜」を例にしても、


宿屋の主人が実は平家の武将の亡霊だったり


その宿屋にいる女の子が実は天皇だったり


義経の忠臣だと思った男が実は狐だったり


ちょっと人智を越えたどんでん返しがあるので、


予備知識なしで行くとむしろ混乱すると思います。



それが面白いところでもあるのですが・・・



クドクドと書いてしまいましたが、


予習をしなくても前述のイヤホンガイドや、

劇場内で販売している筋書きがあれば内容は理解できると思いますので、


あまり難しく考える必要はありませんよー



と、いうわけで、是非機会があれば皆さんも、


歌舞伎の公演に足を運んでみてください!!


では、劇場でお会いしましょう~~