

1.逆浸透膜法
分子量の大きさで篩い分ける浸透膜を用いて果汁中の水分を除去し、
酸、糖、ポリフェノールなどのエキス分を濃縮させる技術。
これによって、若さのわりに凝縮感が強く、しっかりとした味わいに仕上がる。
2.ミクロ・オキシジェナシオン
貯蔵中、あるいは醗酵中のワインに、微量の酸素を送り込み、ワインの酸化を促し、
熟成を促進させる技法の名称。
悪天候で葡萄が未熟であったり、収量が多すぎると発現するピーマン香を和らげたり、
粗いタンニンに丸みを持たせたりする効果がある。
フライング・ワイン・メーカー ミシェル・ロランによって、世界中に広められた。

(ミシェル・ロラン)
3.常温減圧法
気圧を下げると常温でも水が沸騰し蒸発する現象を利用して16~20℃の低温で
水分を飛ばして濃縮させる方法。
4.セニエ
赤ワインを醸造するときに、果皮と果汁の比率を調整する目的で、搾汁直後に
果汁を取り除くこと。これによって残った果汁に対する果皮の比率が高まるので、
色素などの成分比が高くなり、濃いワインを醸造することができる。
と言う訳で正解は2