写真と価格だけで販売していた商品の
ページ作り込みをずっと今までしていた。

-----2013-05-17に書いたブログから引用-----
入荷したワインのWEBページを作成する際に、
商品情報をできる限り沢山書いて、
お客様には、そのワインにまつわる背景なりを
知って貰ったうえで購入して頂き、
想いを馳せながら、じっくり飲んで貰いたいんだけど、
一般的に情報ソースといえば、
インポーター様から頂いた、予備知識ありきの難解文章だったり、
或いは2、3行程度の資料しか無いって事が殆ど。
(詳しく書かれているインポーター様には感謝!)
なので、ggったり、翻訳したり、雑誌や他店様のページから
情報を少しずつ持ち寄ってアレンジして作ったりする。
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・・・・という事で、
本日もネットサーフィンしながら、
ワインの詳細情報をつぎはぎしていた訳だけど、
ひとつだけ、ggっても分からない事があった。
それは、
アローホ エステート
ソーヴィニョン・ブラン エイゼル・ヴィンヤード [2012]

のセパージュ。
インポーター様の資料には、
81% SBM, 18% SB, 1% Vn
と、素人には元素記号にしか見えないものが
書かれおり、
SBはソーヴィニヨン・ブラン
Vnはヴィオニエ
ってことは分かるんだけど、
SBMが何だかよく分からない。

葡萄品種略記号のサイトを調べても出て来ず、
かなり時間を費やしたけど
Wine Advocateのテイスティングコメント内で
Sauvignon Musqueなる文章を発見し、
それを再び検索すると
Andy氏のサイトに行きついた。
-----Andy氏のカリフォルニアワインのお勝手口から引用-----
最近ナパで流行っているソーヴィニヨン・ブランのスタイル
1.樽の使用を控え、ステンレスティールで醸造をし、酸のすっきり感と果実の風味(レモン、ライム、グレープフルーツ 時にはトロピカル系等)の豊かさを活かした仕上がり。
2.香りの豊かさを求めて、ヴィオニエを少しブレンドすることで知られる造り手。
3.香りが豊かなソーヴィニヨン・ブランのクローンとして知られる
ソーヴィニヨン・ムスクをブレンドする造り手。(ソノマのメリエドワード女史の畑では、ピノ・ノワールの生産を削減このSBの植樹を増加させるほど、ソーヴィニヨン・ムスクは人気です)
4.樽の風味をきかし、セミヨン品種をブレンドし、奥行きとふくよかさのあるボルドースタイルを意識して仕上げる造り手など。。(50ドル以上の高級価格帯に目立つスタイル)
ということで,Sauvignon Blancの産地としては温暖なナパの気候を生かして香り豊かなワインに仕上げる動きが出てきているようです。
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めっちゃ勉強になった。
SBMの正体は
ソーヴィニヨン・ムスクでした!