アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ アイ グラン・クリュ [マルチヴィンテージ] | ワインと家庭菜園と・・・・?

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イギリスやモナコなど、ヨーロッパ上流階級で愛飲されていた「幻のシャンパーニュ」。良質のブドウと伝統製法から生み出される洗練を感じさせる味わいは、長くヨーロッパ社交界の華やかな宴を彩ってきました。アンリ・ジローの特徴は、なんといっても良質のピノ・ノワールを産出するアイ村産のブドウへのこだわりにあります。芳醇にしてエレガント、フィネスを感じる高貴な味わい。
10世紀以前から、石灰質の土地であるシャンパーニュ地方は、シャルドネやピノ・ノワールなど良質なブドウを生み出す地として知られていました。中でもアイ村産のピノ・ノワールは特に評価が高く、17世紀にシャンパーニュ造りが始まった頃には、多くのメゾンがアイ村産のピノ・ノワールを欲しがったといいます。アンリ・ジローは、アイ村に約8ヘクタールの自社畑を有しており、それらはすべてグラン・クリュに認定されています。アイ村産のピノ・ノワールの魅力を存分に生かしているのが、今も頑なに守り続ける伝統的な製法と革新的な技術。繊細にして芳醇、エレガントな飲み心地のアンリ・ジローは、創業以来380年の時を経て、新たな歴史のページを記しているのです。

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今日ご紹介するワインは

90年よりストックしてきたリザーヴワインの量も軌道に乗り、
これまで良年のみリリースする蔵のトップ・キュヴェとして
君臨してきたフュ・ド・シェーヌを、
年号なしのマルチ・ヴィンテージとしてリリースした・・・

アンリ・ジロー 
フュ・ド・シェーヌ アイ グラン・クリュ
[マルチヴィンテージ] 
【ウレタン専用BOX入り】です。



アンリ・ジローの歴史は、17世紀初頭に遡ります。
ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールは、
フランス、 シャンパーニュ地方のアイ村産のブドウ畑を手に入れ、
ブドウの栽培を始めました。
10世紀以前から、石灰質の土地であるシャンパーニュ地方は、
シャルドネやピノ・ノワールなど良質なブドウを生み出す地として
知られていました。中でもアイ村産のピノ・ノワールは
特に評価が高く、 17世紀にシャンパーニュ造りが始まった頃には
多くのメゾンがアイ村産のピノ・ノワールを欲しがったといいます。
そんなピノ・ノワール栽培には絶好の土地で造られる質の高い
ブドウが、現在も、アンリ・ジローが高い評価を受けている
大きな理由です。 英国王室やモナコなどの王室など、
上流階級にも愛されているシャンパーニュで、 かつては、
王室御用達分と一部の上流階級のみに販売され、
市場への供給量が制限されていたため輸入が不可能でした。

「フュ・ド・シェーヌ(木樽)」のネーミング通り、
シャンパーニュ地方のアルゴンヌの森の樫で作られる特別な樽で
12カ月熟成されます。 ブドウは完熟するのを待って全て手摘みし、
果汁の圧搾後は低温浸透法で清澄、6年の瓶内熟成後、
手作業で瓶内発酵時に生じた澱が取り除かれます。
この創意工夫によって、スペシャルな味わいのシャンパーニュが
生み出されているのです。



成熟したピノ・ノワールの美しいゴールドがかった色合いと、
とても美しい繊細で途切れることのない泡だち。

ファーストアタックはとても凝縮された複雑な香りで
十分に成熟したシャンパーニュの複雑なアロマが感じられる。

ナツメヤシ、イチジク、バナナなどのドライフルーツや
トロピカルフルーツの砂糖漬け、さらには洋ナシのリキュール、
フレッシュミント、かすかに木の香り等の非常に調和のとれたアロマ。

ノーズで感じられたアロマを口の中で再確認でき、
ほんの少しシャープに感じられる木の香りと、
塩味がかすかに感じられアクセントとなっている。

心地よい泡立ちと豊かで丸みのある、しっかりとしたボディーと
繊細さとエレガントさを併せ持つシャンパーニュ。

今から数年間後でも楽しめ、
長く保存できるワインの特性をすべてそなえている。

アペリティフとしても、また食中酒としても楽しむことができ、
フォラグラやパンデピス(あまり甘くないもの)、
魚介類のキャセロールのクリームソース、お肉のソース添え、
ヴューコンテのような成熟したチーズ、
ヤギや子羊のハードタイプのチーズと良く合う。

また、このシャンパーニュは
経験豊かなシャンパーニュ愛好家だけではなく、
上質のワイン好きな人にも楽しんでもらえる味わい。
このシャンパーニュの凝縮された複雑なアロマを楽しむには
ボリュームのあるフルートグラスで少し高めの温度がお勧め。