人の死の瞬間 | Dreams come true, bring happness into LIFE :-)

人の死の瞬間

この仕事をしてるともちろん、人生の最期の瞬間に立ち会わせていただくことが多々ある。

身寄りがなくて1人でその瞬間を迎える方、友人が傍で見守ってくれる方、そして、多くの場合が、ご家族に見守られて旅立つ方…


コロナの影響で、最近は、最期の瞬間に立ち会うことさえできないケースが増えている。


私の今いる病院は、条件をクリアした場合に限り、ご家族に最期の時間に立ち会っていただけるよう院内に入ることを許可している。


先日、私が担当している患者さんが亡くなった時。そろそろだろうな、と思っていた日の夜中、病院から電話があって、心拍数がどんどん下がっています、と言われて病院に飛んで行った。超超高齢の方だったので、ご家族もその覚悟はされていたと思うが、夜中だったけれど、息子さんたちが飛んできてくれた。


もう1時間ももたないだろうな、と言う状況だったけれど、その方は、息子さんたちが到着されてから、息子さんたちの声が届いていたみたいに、心拍数も呼吸数も少し改善して、一生懸命最期の時に応えようとしていらっしゃるようだった。


どんな人にも愛くるしくて仕方ない赤ちゃんの時期があって、そして人生の最後の瞬間というものがやってくる。


私はいつも、人の死の瞬間に立つ時に、その方の生きてきた時間を思い、そしていつもそのあと、自分はどんな最期は迎えるんだろうな、というところに行き着く。


最近の主流として、ACP(Advanced Care Planning)と言う考え方があって、簡単に言ってしまうと、元気なうちに、どんな最期を迎えたいか考えておくこと、がある。


日本の文化の中では、自分が死ぬこととか、死んだ後のこととかを、元気なうちから積極的に話すことはあまりよく思われていないけれど、自分の人生を最後まで自分らしく生きていきたいな、て思う人なら特に、最期の瞬間どう迎えたいか、まで考えていくことが、ナチュラルになる時代になるといいなー、と思いながら、自分のこれからの人生について思いを巡らす私です。 


自分の人生、人を自分の思い通りに動かすことはできないけど、自分の考え方や動き方を変えるだけで、方向性も風向きもどんな風にも変えられる、と信じてます。

人は自分の思い通りには動かせない、と分かっていても、自分の最期の時には息子たちが手を握ってくれて、話しかけてくれてたらいいなーって、そういう最期を迎えた方を見ると思っちゃう私です😊



それにしても、買い物とファッションと仕事の話とめちゃくちゃにごちゃ混ぜな私のブログ、どこに向かってんだろな😂