カンピロバクター
最近、某お笑い芸人の焼肉店でも発生したカンピロバクター食中毒、
牡蠣などで知られるノロウィルスと合わせて、近年の細菌群食中毒2大要因となりつつあるようです。
カンピロバクターは家畜に限らずあらゆる動物が保菌しているようですが、
特に鶏の保菌率が高く(50%前後)、スーパーに並んでいる鶏肉にも菌数は少ないと思いますが、
かなりの割合で生息していると思います。
細菌群による食中毒は、原因菌の数が10万~100万個程度でないと発症しないのに対し、
カンピロバクターは100個程度で、潜伏期間2~7日で発症してしまうようです。
(胃酸に強く、腸内でかなりの数に増殖して発症する?)
カンピロバクター・ジェニュエ
肉の中心温度75度以上、1分以上の加熱で滅菌できるようです。
安心・安全のために、食肉を無菌状態にすることはできないのか?
と一瞬思いつつ、コストもかかるでしょうし、
人間の体にもカビやバクテリアなど100~150兆匹存在するといわれていますから
そんな肉は逆に不自然で、気持ちが悪いと個人的には思ってしまいます。