妖精 | カーヴ・ドランジュ たかお社長のブログ

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ワインショップを経営する日々のよしなし事、酒を飲みながら思うこと、だらだらと書き連ねております。

妖精っていうと、ディズニー映画のティンカーベル天使の影響か、羽根の生えた可愛らしい少女で描かれることが多いし、「リンクの妖精」とかみたく、とにかく可愛い女性ラブラブのイメージである。


しかーし!

妖精の本場(なのかどうかは知らないけど、ここの妖精話が有名だ)であるアイルランドの妖精は基本オッサンだ。

アイルランドの道端には妖精の石像がまるでお地蔵さんの如く佇んでいるが、間違いなく小さなオッサンである。

羽根はなかったと思う。どちらかというと醜く表現されていることが多い。


しかも、スティックを振り回して素敵な魔法キラキラをかけたりするんじゃなく、とてつもない意地悪ないたずらをする。

時には、あちらの世界に連れ去ってしまったりする悪い奴なのだ。

かといって、畏怖すべき神のようでもなく、なんとなく憎めないドジな奴って感じで語られる。


特にアイルランド西部のゴールウェイやアラン島なんかでは『妖精を見た!』って話はたくさん伝わっているようだ。まぁ、それだけヨーロッパの最西端で未開の地だったんだろう。

また、アイルランドにはケルティック・クロスと呼ばれる十字架に円を重ねた特別な十字架が使われる。

これなどは、原始宗教とキリスト教を混ぜ合わせて折り合いをつけた感じの物で、神道がありながら仏教を受け入れた日本人的には共感する部分でもある。


妖精も原始宗教の中にあった『八百万の神』のようなものだったのだろう。

万物に神は宿る・・・っていうのと近い感じがする。


小さな怖いオッサンだった妖精をティンカーベルに仕立て上げたディズニー、またアメリカって国、恐るべし。

でもアメリカには妖精はいなさそうだ。否、いないでいてもらいたい。ナゾの人