火曜サスペソス劇場 #09 | 下北沢club CAVE-BEの愉快なSTAFFブログ

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ROCKの聖地、下北沢のライブハウスCAVE-BE(ケイブビー)のSTAFFブログです。

こんばんは
鈴木です


先日動物園に行きました。
私の場合、動物園と聞いて真っ先に思い浮かべるのが上野動物園です。
小学校のとき国語の教科書に出て来た、ゾウの花子がいたところですね。
そして実に小学生の時以来の訪問でした。
なんか小学生の時って動物園がワンダーランドって感じしましたよね?
まあもちろんキングオブワンダーランドであるディズニーランドには敵わないんですが、動物園、水族館、プラネタリウムとかって類いは小学生の時分には、それはもう輝いて見えたもんです。
いやむしろ、それ自体が輝いていたというより、私自身の目が輝いていたのでしょうか。
きっと、四六時中目を輝かせられる感性というのが、小学生くらいまでの子供の最大の武器ではないでしょうか。

さて、
私、動物は大好きです。
刺激的で、それでいて原点回帰のような。
総じて癒しの固まりだったりするのです。
しかし、色々みているうちにふと思いました。

「日がな一日閉ざされた檻の中で、彼らは何を思うのだろうか」

自分に置き換えてみましょう。
素っ裸で、外から丸見えの檻に入れられ、食事中だろうが、寝ていようが、ニンゲン達の好奇の目に晒され、写真を撮られる。
拷問かなにかでしょうか?
とても耐えられない。
おそらくずっと死角に逃げ込んで観客から「あれー?いないじゃん。次いこ。あっちのバク観よう」みたいに言われるんでしょう。
そしてしばらくして飽きてきて、今度は逆に過剰なファンサービスをして観客を驚かせ、その反応を楽しむでしょう。
知能の高いゴリラなどは既にその域に達しているようでした。
一頭のメスゴリラは、終止正方形の布切れを頭から被っていました。
結んでこそいなかったものの、その姿はさながら頭にスカーフを巻いた女性のようでした。
私にはそれが、彼女のアイデンティティーの現れなのではないかと、同時に彼女は観られていることを意識して敢えてそうしているのではないかとすら感じられたのです。
私がもしゴリラだったら、間違いなく惚れていました。
そんな光景を目の当たりにするうちに、思ったんです。
ゴリラに限らず、彼らは我々の想像の遥か及ばないような高い知性を持ち、その複雑な思考回路がショート寸前だったりするのかもしれないと。

ある人は言いました。
動物に知性は無く、知性があるのは人間だけだと。
そんなわけないでしょう。
もちろん、チンパンジーやボノボなどの一部の動物に関しては、人間の子供に匹敵する高い知性を有することが研究によって解明されているのですが、私が言いたいのはそんなことではないのです。
人間だけが特別なんていう高慢な考えはまずいんじゃないだろうか。
人間が高い知性を有しているといっても、結局その高度な文明の産物(例:TENGA)によって、本能を満たしてるだけではないでしょうか。
いくら言語が発達しようとも、他人の考えていることもまともに分からない我々人間が、どうして他の動物の考えていることなんてわかるんでしょう。
脳みその大きさだけでそれを判断するのは安直過ぎやしませんかね。
今のコンピューターは、コンピューターが発明された頃から比べるとかなり小さくなりました。
私は思います。
動物達は全て分かった上で、暖かいご飯と暖かい寝床という対価を手に入れるためにあそこにいるのではないかと。
つまり、仕事なんです。
彼らにとって動物園とは、家であり、職場なのであります。
むしろ、動物達は「働いてやってる」という感覚で、人間の方が下に見られている可能性すらあります。
なんかすいません。
写メとか撮ってすいませんでした。


でも楽しかったからまた行きたいです。





さて、来週はメビウス特集です。





写真は、思考回路ショート寸前のヒツジ♀と今日の夕飯
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