火曜サスペソス劇場 #04 | 下北沢club CAVE-BEの愉快なSTAFFブログ

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ROCKの聖地、下北沢のライブハウスCAVE-BE(ケイブビー)のSTAFFブログです。

こんばんは。
鈴木です。


今日は帰宅後、洗濯機まわしながら夕飯作りながらマイケル・ジャクソン『LIVE IN BUCHAREST』のDVD
を観ました。
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時は1992年、マイケル全盛期、ルーマニアのブカレストで行われた伝説のライブと云われる映像記録です。
もうね、誰がなんと言おうと、マイケルは凄いです。
このDVDを観れば分かります。
まず、ライブ開演してまだ誰もステージにいない時点で、運ばれた方々がいます。
興奮しすぎて失神したそうです。
まもなくしてマイケルがステージ下から ボン! と飛び出してくるんですが、着地した後に硬直して、約2分間微動だにしません。
そこでまた、観客は大興奮。
号泣、発狂、歓喜。
失神してSPに運ばれる人続出。
ただそこに立っているというだけで、あそこまで人々に影響を与える人間を、マイケル以外に私は知らない。
マイケルの画そのものに感動したのではなく、ここまで影響力あるのかっていう部分に感動しました。
2分経過してマイケルが バッ! と首を横に向けますが、ここでまた大騒ぎ。
バッタバッタ倒れる→運ばれる。
という流れが3、4曲目まで続きます。
実はCIAが極秘裏に開発していた人型兵器だったと言われても、もはや疑問はないでしょう。
そしてまた彼はファンサービスを怠らない男です。
She's out of my life の途中で、一般客の一人の女性をステージに上げて、ハグするというシーンがあります。
そこでまた発狂しますよ。ファンは。
しばしの間、その女性はマイケルを独占します。
泣く人、発狂する人、運ばれる人。。。お約束です。
で、歌詞になぞらえて、「あの子は消えてしまった~」みたいなとこで、その女性はSPに連れて行かれて、、、ってなるところで、何故か(?)その女性が猛烈に抵抗します。
観客はもちろん「てめー!幸運にもマイケルにハグしてもらっといて、あろうことか抵抗するとはコラ!空気読めよオラー!」みたいになります。
結局その女性は、ハリウッド映画でしかみたことがない「SPの肩に担がれて手足をバタバタさせながら強制退場」という去り方をします。
まあ、その他にもいろいろつっこみどころ見どころはありますが、やっぱりなんといっても謎なのがラストシーン。
何故か歌の途中からマイケルは宇宙服みたいなのを着させられ、背中にロケットを背負わされ、カウントダウンしてゴーとか言って、そのままどこかへ飛んで行ってしまうのです。
マジなのかギャグなのか、本気で分からなくなりますが、当時の感覚で考えたら五分五分でしょう。
いやーすばらしいライブでした。
ブラボー。
エンターテイナーとしてもミュージシャンとしてもすばらしいマイケルなので、皆様も、是非一度ご覧ください。




ちなみに、このDVDを勧めてくれたのは、堤晋一BANDのスーパーベーシスト蔦谷さんです。
蔦谷さんは言わずと知れた凄い方です。
その蔦谷さんに、ブカレストは音楽人なら必見!と言われて、すぐに母に連絡しました。
私の母は痛いくらいマイケルオタクなので、話が早かったです。

蔦谷さんがベースをはじく堤晋一BANDは、明日2/1の下北沢CAVE-BEに出演します!
とくとご覧あれ!




あー来週こそは、70sギタリスト列伝です。
ではまた。


写真は、蔦谷さんがどれくらい凄いかを表す図と、今晩のパスタの図
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