『満KAN全席』のワインが決まりました!

比較的にネットなどで面白い商品がイロイロ出回ってたんですが、コンディションの面であまり信用できないので(そういえば先日、ホテルで大手インポーター主催のパーティがあったんですが、持ち込んでた自社商品のワインで1本ブショネがありました。プロモーションの場で、こういう事件はヒジョーによろしくないと思うんですが、過去2回ぐらいこういう出来事を目撃してます。正規輸入品でも、けっこうな確率で欠落品が見つかったりするんですね。ブショネは、運が悪いとしか言えないので、仕方ないですが。そういう意味で、誰がどんな保管環境で所有してたかわからないネット通販のワインは危険かなと思うわけです。ノークレーム・ノーリターンっていうルールでしょ?)信頼できるワインショップ(セラー室完備で、実際にボトルや、キャップシールなどをチェックできる店)を自分の足で10件ぐらい探してまわりました。まぁ、抜栓するまで、1本1本のコンディションは予想もつかないことに変わりはないけど、最善は尽くしました。これでハズレくじを引き当てたなら、それも運命でしょう。


では、ワインリストの発表です!

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①ドンペリニヨン 2000

シャンパーニュはギリギリまで迷いました。予算的にみて、他の有力候補は『クリュッグ』か『ブリューノ・パイヤール』(マグナム)。前回のブルジョワ会のコンセプトを引き継いで、マグナム・サイズで乾杯も良いかなと思ったんですよ。瓶内二次発酵のプロセスを踏んでるので、ボトルが大きければ大きいほどシャンパーニュは美味しいと噂されてます(これホント。飲み比べると面白いです。だからハーフやクォーターサイズは買ってはいけません。ぜひ頑張って、3ℓ、6ℓ、10ℓボトルを買いましょう)。

でも結果的に『ドンペリニヨン』に決めたのには理由があって、ここ最近も、仕事でシャンパーニュをテイスティングできる機会に恵まれてるんですが(パーティには必ず乾杯酒があるので。『ニコラ・フィアット』とか『パイパー・エドシック』とか『ブリューノ・パイヤール』とか)、先日すごく久しぶりに『モエ・シャンドン』を飲んだんです。たぶん個人的にも一番と言ってもいいぐらい、慣れ親しんでる銘柄なんですが、

売れてるのにはワケがあるんですね。やっぱり。

感動的な美味しさ。久しぶりに飲んだら、しみじみと思っちゃいました(ディアジオさんの関係者向けのヨイショではありません)。

で、その流れで思わず『ドンペリニヨン』が飲みたくなってしまったわけです。何度でも味わいたい銘柄。完全なリピーターです。ディズニーみたいなシャンパン。



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②ピュリニー・モンラッシェ・プルミエクリュ・レ コンベット 2003 / ドメーヌ・ルフレーヴ

白は『モンラッシェ』か『コルトンシャルルマーニュ』あたりを狙ってる、っていう話をしたら、「じゃあ、ルフレーヴがいいなぁ」ってカンさんが言ってて。僕もまったく同じ事を考えてたんだけど、「高価だからなぁ」って、ちょっと弱気に、手頃な価格で買えるドメーヌにしちゃおうかと思ったんですが、思いきりました。思いきって、グランクリュじゃないあたりが、庶民的だけど。上には上があるわけですが、充分すぎるでしょう。個人的にホント楽しみです。エビさんも好リアクションで、テンション上がってました。



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③ジュヴレ・シャンベルタン・ラヴォー・サン・ジャック 2001 / ドメーヌ・モーム




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④Ch. レオヴィル・ラスカーズ 1988


それぞれ決定に至った経緯をこのまま語っていくと、日が暮れるではなく、夜が明けてしまうので、続きは4/20『満KAN全席』で!


参加メンバーの皆さん。おおいに楽しみましょう!


カンさんとエビさんと打ち合わせをして(その模様も後日アップする予定)フードの内容もかなり面白い感じになってます。いよいよあと1週間。禁酒に加えて、もう断食しようかな。


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