毎週、欠かさず観てるもの。今年も大河ドラマが熱い。録画して、夜中とかに鑑賞。

去年の『篤姫』は、あんまり観てなかったんだけど、今年の『天地人』は、おととしの『風林火山』ばりに面白い。今回は、直江兼続ですよ。キャスティングが、ちょっとトレンディ・ドラマな雰囲気で、不満が残るんですが(どうしても他のドラマのイメージがダブっちゃうんですよね。15世紀に気持ち良くトリップできない。できたら、すべて無名の役者さんで演って欲しいです。織田信長役のコージ吉川だけは、抜群にハマっててヤバいですが)。

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『天地人』は、孟子の教えを引用した、上杉謙信のことばから。

天の巡り合わせが良く、地勢の有利さに恵まれ、家臣・領民がよくまとまっている。

「天の時 地の利 人の和」

戦に勝つには、すなわち物事を成功させるにはこの3つの条件が必要だという考えですね。冬は雪に閉ざされる不利な気候の越後だからこそ、こういう事を思ったんだろうな。

飲食店の話じゃないけど、やっぱり立地って重要だよね。伊達政宗とかも、単純に距離が遠いっていう部分で上洛には不利だったと思うし。新幹線って言うか、原チャリすら無い時代だからね。



現代に通じる話で、家臣をまとめるには何が必要なのか?

ズバリ、「愛」だと僕も思う。

過去に自分もリーダーの立場を経験したり、最近もいろんな現場で、責任者やら企業のトップやら上のほうの人達を客観的に観察してますが、愛が無い上司、経営者とかたくさんいますね。

逆に、愛があるヒトにもたくさん出会う。部下に細かい気遣いができる上司や、常に社員の事を、最優先に考えている社長とか。

こういうのを、いろんな角度の目線で体感できるのはとても貴重。愛がないヒトを見かけたら、反面教師として印象に残るし。




愛を持って接すると、自然に皆がついてくる。忠実に尽くそうというモチベーションで。

僕の最近の口癖は「そこに愛はあるのかい?」です。