ほぼ毎日、いろんな宴会や披露宴を、実際に体験できる環境なので(ここ最近だと毎週末、1日につき2~3件の結婚披露宴)、テーブル・セッティング~料理~進行~演出~余興などなど、本当に良い勉強になってますが、今日の1件目のテーブル装花は、特にセンスの良さを感じました。

某有名外資系ホテルにて。

写真では伝わりづらいと思いますが、天井も高くて広い会場の、大きなテーブルにゆったりとセットされたプレート(飾り皿)&シルバー(フォークやナイフ)&グラスなど。テーブル・クロスは、艶のあるブラウン。真ん中に、バラの装花&大きなガラスの器&キャンドル。



同じカタチの小さいガラスの器には、水に浮かべたキャンドル&きれいなゼリーに浮かぶ一輪のピンクの薔薇。丸いカプセルみたい。

とにかくシンプル。でもゴージャス。それぞれの素材の質感を生かしてる感じ。トータルして、このホテルのイメージにぴったり。


僕が知ってる中では、このホテルのテーブル・コーディネートが一番センスが良いと思います。


いろんなカタチのガラスの器を印象的に使って花を魅せたり、ある時は、大きな木を各テーブルに飾っちゃったり(初夏ぐらいの季節でしたが、緑がとても綺麗でした。会場の天井が高いから、すごくハマってました)、一貫したイメージでお洒落にまとめている感じ。


余談ですが、昔から知ってる女の子が今このホテルで働いてます(数ヶ月まえに偶然に再会しました。もともと花屋さん。ホテルに就職したって話は、ずいぶん前に聞いてたんですが、まさかこういうカタチで働いているところを目撃できるとはね。スーツをビシッと着て、今日もテーブル装花を作っていました。他のスタッフに指示をだしながら、なかなかのポジションを任されてバリバリ頑張っている感じ。若い頃から知ってるので、月日の流れを感じますね)。