カメラマン

カメラマンとの打ち合わせ。

今回のパーティの撮影を担当してくれるのは、アヤノちゃんに紹介してもらったオオタさん。

中目黒『silo』で美味しい沖縄料理を堪能しつつ、有意義なミーティングになりました。

過去の作品も見せてもらえたんですが、人物の良い表情の瞬間をとらえた写真が多数。結婚パーティでは、どんな写真を撮ってもらえるのか楽しみです。

あと炎を題材にした写真も素晴らしく、とても好きな感じでした。

アヤノちゃんとはまた違う個性が光っています。


これは僕の個人的なヴィジョンなんですが、結婚パーティの写真を、かなりアートっぽく昇華できたら面白いんじゃないかなと思うんです。「パーティ風景を、ただ記録しただけ」ではない写真。せっかくプロに依頼するんだしね。

もちろん、好みは人それぞれなので、斬新すぎるのは危険ですが（あくまでも、クライアントが求めるものを届けるのが使命なので）。ただ、万人が納得する写真に加えて、少し視覚を刺激する面白い作品をちょっとづつ織り交ぜていったら、徐々に浸透していくんじゃないかなと。『宴人』はひと味違うぞ、っていう個性がね（クライアントが求めているものに、プラス・アルファを上乗せすることで、感動＆満足度が増殖されるんじゃないかなと。これはバーテンダーがカクテルを創る作業に通じるものがあると、僕は思います。ただオーダーをこなすのではなく、受け手の趣向を汲み取って、新しい世界へ導いたり、面白い遊びをちょっとづつ加える作業の繰り返し。）そういう独特なカラーが無いと、大手には対抗できないと考えているし、逆を言えば、そのへんに魅力を感じて、僕達にわざわざ依頼をしてもらえたら嬉しいわけです。


ある意味、常識をどんどん壊していきたい派の僕と、それに賛同しつつ、なかなか慎重派のシライとで、『宴人』はちょうど良くバランスがとれているんじゃないかなと思います。すべての場面において。