森美術館『ル・コルビュジェ展』に行ってきました(M社長に今日も感謝!)。



パリのアトリエを実寸大で再現した空間や、ル・コルビュジエの代表的建築や、都市計画の図面や大型模型、映像など。さらに実寸大に再現した集合住宅マルセイユ・ユニテのメゾネットタイプ(2階建てアパートの内部)と、彼の最後の棲家カップ・マルタンの休暇小屋の空間を実際に体感。



1951年に妻イヴォンヌのために南フランスに建てた、たった3.66メートル四方の小さな小屋(およそ8畳間)で、中にあるのは、ベッド、仕事机、キャビネット、トイレと洗面台。食事は隣接する「ひとで軒」で取っていたそうで、キッチンは無く、本当にとても小さな空間。
ル・コルビュジエは、様々な住宅を実験し、巨大な集合住宅や公共建築に挑戦し都市を構想した。建築とは何かを問い続け、近代における人間の理想の環境を生み出そうとした。その彼が、最後に到達した最小限の住まいが、この小屋だったということは意味深い。


じっくり見ていたら、たっぷり2時間半ぐらい。本当に面白かった。










52階の展望台「東京シティビュー」と「スカイ・アクアリウム」も満喫。







楽しい夜になりました!