
オーストラリアの「デ・ボルトリ」という造り手のもの。『ノーブル・ワン』という銘柄で有名です。

ソーテルヌと同じセミヨン種から作られる、ニューワールドの貴腐ワイン。アプリコット、マーマレード、オレンジ、グレープフルーツの皮の様な芳醇な香り。濃密な甘みと、複雑な樽の風味。質の高さを感じさせる贅沢な逸品。本日からグラス売りします。
一杯 ¥800-!
貴腐ワインはとても値段の張るものが多いですが、これには訳があります

簡単に言うと、作るのが難しくて希少価値があるという事。
貴腐(きふ)とは、葡萄の果皮へのボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea) という菌(カビ)の感染によって糖度が高まり(感染した菌が果皮の層を溶かすことで果汁中の水分が蒸発し、その結果、外観はカビに包まれ干しブドウの様なしなびた状態であるが、内部の果汁は糖度が凝縮されたものになる)腐敗したように見える外見からは想像できないような、芳香と風味を持ったワインが醸造されることからつけられた名前。
仏ボルドー地方の偉大な産地であるソーテルヌを例に説明すると、ガロンヌ川の中流域にあるこの地方では、川からの湿気で秋になると朝のうちに霧が立ち込め、葡萄畑もこの霧に覆われてしまいます。でも午後になるにしたがい、霧も晴れ今度は乾燥してきます。貴腐ワインにとってはこの気候がまさにぴったり。朝のうちの霧による湿気で葡萄にカビが生え、葡萄の皮に無数の穴が開いたような状態で、午後からの乾燥した天候が作用すると、葡萄内部の水分が蒸発してしまいます。これを繰り返すことにより中の果汁が濃縮されていくわけです。
極甘口のデザートワインとして、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、フランスのソーテルヌ、ハンガリーのトカイは、世界三大貴腐ワインと呼ばれ有名。
貴腐の他にもイロイロな製法があります

遅摘みワイン.....ボトリティス・シネレア菌がつかなくても、完熟した葡萄を収穫せずにそのまま木につけたままの状態でおき、乾燥した天候が続くと、だんだん干しぶどうの様な状態になり糖分が濃縮されるため、やはり甘口ワインができあがる。菌による独特の風味が無いのが特徴。
アイスワイン.....遅摘みワインをつくっている間に猛烈な寒波がやってくると葡萄が木に付いたまま凍ってしまう事があり、この状態で葡萄の実を絞ると水分が凍っているため、濃厚な葡萄ジュースがとれる。天候にも左右される難しいワインなので、大変高価。最近は、クリオ・エキストラクションという、人工的に葡萄を凍らせてアイスワインにする試みがある。


メルロー80%、カベルネ・フラン20%
平均樹齢40年の葡萄から作られ、古樽を使用して24ヶ月熟成。チェリー、桑の実など小さな果実の香りに森のようなブーケが混ざる。
コレは、大人気『プピーユ』(愛読しているワイン漫画にも掲載されてました)のセカンド

『プピーユ』は、スイス・ベルギーで開催されたブラインド・ティスティング大会で、品質&価格ともに世界でトップクラスの、ボルドー・ポムロール『シャトー・ペトリュス』と最後まで張り合ったという事で、ワインファンを騒がせた驚きのワイン。以前にもグラス売りした事がありますが、大好評でした。セカンドも美味しいです。近日販売!
今夜のラインナップ

フレッシュ フルーツ カクテルは、いちご、バナナ、キウイ、りんご、夏みかん、ゴールデン・パイン、すいか、です。
グラスワインは、
赤


白

3種類です。



『すいかのソルティドッグ』
『レモン&すだち&かぼす自家製ジャムのカクテル』
『大葉のモヒート』
『大葉のバラライカ』
『オレオ(クッキー)のカクテル』
宜しくお願いします

『裏oops!』地図はこちら
