本日の
「#家で過ごそう」【鉄道模型】CRW撮影シリーズは
板谷峠の歴史の6回目、
EF64形直流電気機関車重連貨物列車
です。
EF16の時代は牽引定数300tで、貨物の場合重連運転で600tで運行されていました。
1965年(昭和40)にEF64が投入されると牽引定数は380tで重連では650tの確保が可能になり、牽引に余裕が出ました。
板谷峠では引き続いて貨物はEF64が重連総括制御での運行が実施され、交流電化される1968年(昭和43)まで運行されました。
機関車の付け替えは中川信号所で行われ、中川信号所まではED71重連により牽引。交→直へ切替EF64重連を連結して板谷峠を目指しました。
1、EF64形直流電機重連貨物が花見山麓S字を行きます。
EF64基本番台の2両ですが、CRWに一次量産車の板谷峠投入機番はないため、その後量産され中央本線で活躍した機番になっています。ご了承ください。
2、山中村を行くEF64形重連貨物。
EF64重連ですので、山中村へ向かう急坂もスムーズに登ります。
3、咲花駅(米沢駅)に到着したEF64形重連貨物。
ここからはD51形に付け替えて北を目指します。
手元にEF64重連の写真はない為、私が初めて購入した「鉄道ジャーナル」に写真が載っていましたので紹介いたします。
(※1971年3月発行と48年前の雑誌ですが著作権上問題があれば削除いたします。)
4、松川橋梁を行くEF64形直流電機重連貨物。
鉄道ジャーナル 1971年3月・通巻47号より。
※EF64形直流電気機関車重連貨物列車の動画です。福島駅から中川信号所まではED71重連で牽引。中川信号所でEF64形に付け替えられて板谷峠を目指します。 4’39”
次回からは交流電機時代の板谷峠の歴史を鉄道模型で振り返る企画で、
ED78形交流電機普通列車、EF71形交流電機快速「かもしか」、ED78形+EF71形重連貨物の3回に渡って紹介の予定です。よろしくお願いいたします。