本日の
「#家で過ごそう」【鉄道模型】CRW撮影シリーズは
板谷峠の歴史の4回目
“EF16形直流電気機関車重連貨物列車”です。
1951年(昭和26)にEF15に回生ブレーキを装備し誕生したEF16形直流電気機関車。誕生の時からの奥羽本線板谷峠は貨物の需要も多く、多くの貨物列車が設定されていました。
蒸気機関車の時代には福島第二機関区脇に設置された「中川信号所」まではD50やD51等の大型蒸気牽引で向かい、中川信号所でEF16重連に付け替えられました。
1960年(昭和35)に福島駅まで交流電化されると、中川信号所に地上切替方式の交直セクションが設けられ、そこでED71形交流電機を切り離し交→直切替、EF16形直流電機を連結、板谷峠を目指しました。
1964年(昭和39)~1965年(昭和40)かけて最新鋭の勾配用直流電機EF64が福島機関区に12両投入され、EF16形は全機長岡第二に転属。板谷峠から姿を消しました。
CRWを行く「EF16形直流電機重連貨物」の紹介をいたします。
1、花見山麓S字を行くEF16形直流電機重連貨物。
板谷峠の急坂に向かう序章区間です。
2、山中村を行くEF16形直流電機重連貨物。
山の中を行く雰囲気です。
EF16の写真は手元のにある、とれいん増刊“グラフ板谷峠’83から紹介いたします。
(※37年前の雑誌ですが、著作権上問題があれば削除いたします)
3、EF169+EF1612牽引 470レ 峠駅 1965年(昭和40)1月17日。
とれいん増刊 “グラフ板谷峠’83”より 写真 中島正樹
※板谷峠を行くEF16重連貨物の動画です。 4’48”
次回はEF64形直流電気機関車牽引普通列車の予定です。よろしくお願いいたします。