新潟荘内デスティネーションキャンペーンに併せて運行された
C57180「SL日本海美食旅」
本日は3回目の報告です。
勝木での撮影を終え、府屋で停車の間に前へ出ます。途中「小岩川」でも手持ちなら撮影できるくらいの余裕はあったのですが、勝木の失敗もあったので無理な撮影はパス。
あつみ温泉では40分という長時間の停車があったので、その先だったら十分すぎるほどの余裕が確保出来ます。
そこで次の撮影地は大好きな
「小波渡」に決定です。
今まで「小波渡」では、なかなかいい場所が確保できず、大きな脚立を使ったりして撮ることがほとんど。でも今回は、なんと先客は二人のみ。ラッキー!拍子抜けするぐらい空いていました。
これは人気がなかった訳ではなく、私たちが十分すぎるほど早く着いた結果だったという事はすぐに分かりました。
追っかけの人達がどんどん増えて行き、結局20人を超えるほどの撮影者になりました。「間島」の100人に比べればだいぶ少ない人数ですが、多くは入れないキャパなので、これでいっぱいです。
時間は15時を過ぎ。陽はまだ高かったのですが、先ほどの勝木ほどの強烈な光線にはならず、良い具合の夕日の色になって来ました。
1、C57180 9825レ「SL日本海美食旅」 小波渡~三瀬。
光が弱くなったことで、機関車が綺麗に見れるようになりました(WBは晴天日陰です)。
2、広角側は今回のテーマ「輝く海」。
海が眩しいくらいに輝きました。
私が「小波渡」が好きな理由は何度か紹介していますが、この写真に感銘を受けていたからです。
※週刊読売別冊「蒸気機関車」1971年07月より。 撮影:内田広孝
五十川~小波渡の旧線を行くC57牽引客車列車。電化を機にこの辺りは新線になりました。山側のトンネルに移設され、今ではこの光景は見れません。
※当時は最後のC57牽引客車列車「821レ」(左から6番目の〇が付いたスジ)が残っていました。
この写真を見て、高1の私は行きたかったのですが…。その夢がかなう事はありませんでした
そして翌1972年に羽越本線は無煙化されてしまいました。
※週刊読売の写真を偲んで、セピアがかったモノクロにしてみました
写っている家や工事現場もセピア色になり、1971年に戻ったようです。HMだけはいらないのですが…。
綺麗な夕日の下撮影出来て大満足でした。
※動画です。
これで撮影を終えようかとも考えましたが、だいぶ陽が低くなってきたものの、KNさんと
「三瀬発車も撮れるのでは?」
との話になりもう1回だけ撮影することにしました。
その様子を次回に。