3月15日の改正で、定期「いなほ」7往復のうち5往復が新型のE653系1000番台に変更され、いよいよ485系の活躍も終焉が近くなってきたようです。
これを機会に、My鉄道ライブラリーにある写真をもとに「いなほ」の歴史の一部を垣間見たいと思います。
1969年(昭和44年)10月1日で、上野~秋田間(奥羽本線経由)をキハ81系で運行していた「つばさ」がキハ181系化されました。それに伴って余剰になったキハ81系を使って上越線・羽越線経由で上野~秋田を結ぶ特急として誕生しました。
1、高崎線を行くキハ81系「いなほ」1971年(昭和46年)

キハ81系「いなほ」を上野駅で撮りましたが、その写真は何処かに行ってしまい残っていません。この「いなほ」は当時交流あった長野の友人が撮ったものです。
1972年(昭和47年)10月2日羽越本線の電化完成によって「いなほ」は485系化される事に。
1982年(昭和57年)11月15日上越新幹線開業によって「いなほ」は新潟~秋田・青森間に5往復のL特急に。
2、485系1000番台による「いなほ」

2013年6月25日(平成25年) 485系T18編成・いなほ3号 小波渡付近。
3、「いなほ」は元北海道配置の485系1500番台の先頭車も。

2013年6月25日(平成25年) 485系T18編成・いなほ12号 間島付近
1500番台は、2灯の屋根上前照灯が特徴です。今ではこのT18編成のクハ485-1508が唯一の1500番台車になってしまいました。
4、国鉄時代の再来のよう。新潟駅で、国鉄色同士の並び。

2013年(平成25年)1月22日 T18編成「いなほ1号」、K1編成「北越1号」
分割民営化によって、新潟支社所属の485系は白と水色の「新潟色(上沼垂色)」に塗り替えられる事に。
5、水色が特徴的な「上沼垂色・いなほ」です。

2013年(平成25年)4月30日 T11編成「いなほ10号」 白新線佐々木付近
6、漁港バックも上沼垂色にマッチします。

2013年(平成25年)9月20日 T15編成「いなほ5号」 脇川漁港
7、見られる可能性が極端に減ったT編成の並び。

2013年(平成25年)4月6日 T14編成「いなほ2号」 T13編成「北越1号」
485系をリニューアル・3000番台にした車両も活躍しました。
7、485系3000番台R編成も活躍する「いなほ」

2013年(平成25年)4月30日 R21編成「いなほ8号」 白新線佐々木付近
このいなほ8号は2両増結され8両編成でした。
8、485系R編成のヘッドマークはLED化され、稲の穂が描かれています。

2013年(平成25年)4月30日 R21編成「いなほ8号」 白新線佐々木付近
これらの485系「いなほ」も2014年3月14日を最後に
秋田行き3往復はE653系化されました。
9、「ありがとう485系秋田行いなほ」プレートを販売。

485系1500番台国鉄色と485系1000番台上沼垂色が描かれています。
10、元常磐特急「フレッシュひたち」のE653系は「いなほ」の顔になりました。

2014年(平成26年)3月22日 E653-1000U104編成「いなほ2号」 岩船町付近
JR東日本の485系が定期で運用されているのは青森の「白鳥」と新潟の「いなほ」「北越」「おはよう信越」「くびき野」そして福島の「あいづライナー」だけになってしまいました。新潟の485系「いなほ」はまもなくE653系に譲ります。長い間活躍してきた485系もいよいよ終焉を迎えます。
しかも国鉄色で活躍する485系は、新潟にT18、K1、K2…3編成。仙台にA1・A2…1編成の計4編成のみとなってしまいました。
これら485系の最後の活躍を出来るだけ記録に残していきたいと思っております。