651ーK202&415ーK534「栄光の鉄路・常磐線 原ノ町界隈」の今。 | cavacho☆彡“きゃばちょこ”です。

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 かつては、C62「はつかり」「ゆうづる」、キハ80系「はつかり」、そして東日本大震災前までは、「651系スーパーひたち」が通っていた「栄光の鉄路・常磐線」は、東日本大震災による津波とそれに伴う東京電力・福島第一原子力発電所事故により、今でも相馬~浜吉田間、広野~原ノ町間が不通になっています。
 
 現在の計画では、相馬~浜吉田間は、線路を山側に移設し、2017年度には再開通させる計画だそうです。
一方、広野~原ノ町間は原発事故の終息がいつになるのかまったく予測できないため、再開通の見通しは、まったく立っていません。
 
 「原ノ町~相馬間」はダメージが少なかった事で、現在701系2両による往復運転が陸の孤島のように行われているのが現状です。
 
 先日「ED75-1039号機」の事を再び話題にしましたが、もうひとつ気になっていたことがあります。
それは、原ノ町駅に震災によって移動できずに残されてしまった、651系K202編成4両と415系1500番台K534編成4両が、その後どうなっているのか?という事でした。
 
 昨日、福島トンネルで新幹線の撮影後、「栄光の鉄路・常磐線原ノ町界隈の今」を確認すべく、行ってきました。
 
 
 まずは、ED75やスーパーひたち等が活躍していた時、有名撮影ポイントであった、
「鹿島~原ノ町間」で136M・701系K618編成(水カツ)を撮影しました。
 この701系は元仙台車ですが、福島県内の常磐線は水戸支社管轄の為、勝田所属になっています。
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 私がこの場所を訪れるのは初めてだったので、イカヅチさんに場所を教えていただきました。
イカヅチさんありがとうございました。
 
 トンネルを出て、S字カーブになっており、ED75が牽く長大貨物撮影の好適地という事は十分理解できました、
かつては優等列車が数多く通った鉄路は、今では701系2両が1編成でピストン運行です。
 この現状に、一日も早い「相馬~浜吉田間再開通」を願わずにはいられませんでした。
 
 
 その後、651系K202編成&415系・1500番台K534編成の今を確認する為、原ノ町駅に向かいました。
 
 駅に行く前に、線路を挟んで反対側の東側へ行ってみました。
 ここからは、取り残された651系K202編成・415系1500番台K534編成とホキ・チキ全体を見る事ができます。
 
 電車2編成とともに取り残された「ホキ&チキ」です…もしかするとこの「ホキ・チキ」は再開の為の車輌か?
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 しかし、草だらけの線路は、整備されていない事の証かもしれません。
 
 ホキには蔦がからまってしまっています。
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 このホキは全く動いた様子はなく、震災時取り残された車輌かもしれません。 
 ホキの向こうには、遠く目には、今にも走りだしそうな、651系K202&411系1500番台K534が見えます。
 
 
 原ノ町駅では入場券を買ってホームに入りました。
 
 改札上の案内…(実際は撮影後にホームから出て撮影したものです。)
浪江・いわき・上野方面(上り)の案内には、
仙台へ向かう為の原ノ町~相馬間・亘理~電車区間と相馬~亘理代行バス区間の案内が記載されています。
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 駅名盤には、今は行けない「岩城太田」の案内も。立派なSuica対応自動改札が手持無沙汰のようです。
 
 ホームに入り、1日に1本の列車しか入線しない上下線用・3番&まったく列車が来ない上り本線用・2番ホームへ。
 まず651系K202編成を撮影しました。
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 震災以降2年間洗ってもらえない白い車体は、黒ずんでしまっていました。
 
 「スーパーひたち上野行き」…2度と行く事はないであろう行き先案内がとても悲しいです。
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 無数の汚濁雫の線、消えかかった「特急」「9号車」案内表示に、2年間の時の流れを感じさせられます。
 
 台車は、線路に固定された車止めで身動きの取れないようになっています。
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 首都圏「ATS-P」&仙台地区「ATS-Ps」に乗入可の表示があるのに、肝心な線路が繋がっていません…。
 
 駅のホームには削って消された「ひたち・スーパーひたち」の案内表示が。
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 2番ホームは「上り浪江・いわき・上野方面」乗り場ですので、全く使われていません。
線路は赤茶けてサビだらけになっています。
 
 651系の北側に415系1500番台K534編成4両が留置されています。
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 ステンレス車体の為、651系に比べ汚れも目立たなく、今にも走りだしそうです。
 
 1番ホームから「上野方面」を望みました。
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 枯れ草に覆われた線路が物悲しさを伝えています。
「上り本線(上本)出発信号」がに変わる日はいつやってくるのでしょうか?
 
 撮影を終えてまもなく、相馬からの138Mがやってきました。
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 先ほど「鹿島~原ノ町間」で撮影した701系K618編成2両です。
原ノ町~相馬間は片道約17分で、136M撮影場所から原ノ町へ、その後相馬まで1往復しました。
 
 今回、再開通した「浜吉田駅」も訪問したかったのですが、昼過ぎに家を出たため、そこまでは訪問出来ませんでした。先週に再開通まじかの「浜吉田駅」は訪問しましたが、残念ながらその時はカメラを持参しませんでしたので、記録は残っていません。
 
 
 これで、今の「常磐線・原ノ町界隈」報告は終了です。
 
 651系はすでに引退し、解体もささやかれていますので、このK202編成が再び活躍する事は絶望的と考えざるをえません。
 原ノ町駅のK202編成とK534編成は浜吉田~相馬間が再開通した時が、車両解体への道になるのかも知れません。しかしながら、私は復活の為の留置であると考えたいものです。
 
 一日も早い再開通を願い、いつか再開通したあかつきには、「いわき~仙台間」を
 C61‐20牽引リバイバル「特急ゆうづる」「はつかり」 
が走る日を夢見て、今回の報告といたします。