宿泊したホテルは、ツイン部屋というのもあって、とても広かった。ウォルバーハンプトンでの宿とは大違いだった。まず、バスタオルがあった。つまり、シャワーが浴びられる。これは大きい。
しかし、シャワー室にはある大きな問題があった。
シャワー室の扉を開けるために、当然取っ手があるのだが、その取っ手はガラスをくり抜いて作られていた。つまりどういうことかというと、シャワーヘッドから勢いよく流れ出るお湯が、その取っ手のための穴を通ってシャワー室の外に飛び出していくということだ。気づいた時には後の祭りだった。着替えをトイレの便座の蓋の上に置いていてよかったと思った瞬間である。そのおかげで、着替えは助かったのだ。
翌朝、10時に起床というなんとも遅い朝を迎え、12時までやっているというもはや朝食と言えるのか分からない朝食を食べに1階へと降りた。
朝食はビュッフェ形式で、内容はスタンダードなものだった。私は、スクランブルエッグと、とにかく硬いベーコンと、ソーセージを取り、コーヒーメーカーが作るのだから間違いない、というホットチョコレートをカップに注いで席に着いた。
気づいただろうか?このビュッフェには主食と呼べるものがないのである。シリアルも、パンも、見当たらないのだ。
しょうがないので、あるもので腹を膨らませ、さあ戻るか... あ。
シリアルとパンはあったのだ。ただし別の島に。
そこは客席に囲まれていて、見え辛かった。もし、パンを取りに動いた人を目で追っていなければ、そのまま気づかなかったであろう。
今更パンを食べる気にはならず、そのまま部屋に戻った。
部屋に戻ったはいいがカードキーが不調で、直してもらうために再びロビーに戻るという小事件を挟んで、無事チェックアウト。

ホテルから15分ほど歩くと、ポーツマス・ハーバー駅にほど近い、ガンウォーフ・キーズというアウトレットのようなところに到着。
服を買うつもりはなかったので、被服店の全てをスルーし、遠くから見えていたねじれた塔の麓へ。これまた上に行くつもりもなかったので、見るだけ見て退散。

さらに5分ほど歩いて、到着。
Royal Navy Museum Portsmouth
ここに来たかった。
チケットは購入済で、発券してもらうだけ。入場時に手荷物検査をするのが、博物館っぽいなあと思った。
ちなみにこのチケット、発券から1年間は何度でも入場ができるというチケットなのだ。なんと太っ腹!と思ったが、これ以上行く予定もないのであった。
HMS Warrior
HMS M.33
そこでは、HMS Victory や、 HMS Warriorなど、イギリス海軍史上最も優れた戦績であるトラファルガー海戦に関わった船や、その指揮官であったネルソンについての展示がなされていた。他にも、WWI時のモニター艦(HMS M.33)も展示されていた上、遠目に見えるポーツマス軍港に停泊していた空母クイーンエリザベスも見ることができた。 空母は遠目で見てもなおとても大きく、テムズ川で日光浴を楽しむ彼女など比にならないほどだった。
数々の展示物や船の内装を楽しんでいると、あっという間に帰りのコーチの時間になった。
ポーツマス・ハーバー駅の隣にあるバスステーションから、ロンドンに帰るバスに乗車。ポーツマス旅行は幕を閉じた。

