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今夜は月食だったそうだ。





深夜2時の暗い夜道を出歩くと、

頭上には、きれいな満月が。



ただの月ではなくて、

少しおぼろげだが、周りに虹ができていた。






うっすら曇っているんだけど、
その虹のリングの中はまるで雲ひとつ無いかのように晴れて見えて、

月と僕が繋がっているような、
変な表現だけど、ほんとにそんな気分にさせてくれる光景だった。










あの月は、僕が今まで見たどの月よりもきれいだった。

(“どの月”って、月は1つしかないけど。
でも、見る時や場所によって顔を変えるのが月だ。)










それは、『きれい』という表現だけじゃものたりなくて、

言うなれば、『きもちのいい』月だった。































ず――っと見ていても飽きない。





暫く眺めていると、
虹のリングが消えてしまった。


雲が晴れたのだ。


雲のスクリーンが無くなったといったところか。




そしてそこには、これでもかと言わんばかりに輝く月がいた。



辺りに残った雲の破片を照らし続け、
圧倒的存在感を釀し出していた。






















月は隈無きをのみみるものかは?



















望月ばんざ~~~い (^-^)