☆桜咲くまで☆ by.cause_k -235ページ目

=*- 花 -*=

今日は、ひいばあちゃんの葬式でした。        061018_0151~01.jpg

 

やさしくて、とっても可愛かったハナばあちゃん。

 

僕のばあちゃんは8人兄弟で、つまりハナばあちゃんには8人の子供がいるので、

親戚がそろうと、とても大家族になる。

 

もしハナばあちゃんがいなかったら、僕やおかあさん、おばさん、ばあちゃん、・・・

いまここにいる大勢の人たちが、いまここにいることは無いんだと思うと、本当に、偉大な方だと思う。

 

 

  ハナばあちゃんは、二年位前から、病院に入院してた。

  僕は、夏休みと、つい1週間前にお見舞いに行ったばかりだった。

  もうそのころは全然喋れなくなってて、

  僕が会いに行った二回とも、すやすやと眠っているばかりだった。

 

 

    ハナばあちゃんとは、数年に一回、お母さんの実家で会う程度で、

    もっとも、僕が中学生になった頃には、

    ばあちゃんの記憶の中に、僕はもう存在していなかった。

 

    子供がいっぱいいて、その配偶者、さらに子供、孫、・・・

    一緒に暮らしてるわけでもないし、こんなにたくさんの家族がいたら、忘れられて当然だ。

 

    でも、

    「お前さんはどこの人だったかな? cause_k? わからねなぁ・・」

    そういわれた時、みんなは笑ってたけど、僕はとってもショックだった。

 

    (お母さん達が買い物行ってる間、ふたりで留守番した事もあったじゃない。

     青い空、白い雲、とおる車を眺めながら、昔の話を聞かせてくれたよね?

     それも全部、忘れちゃったの?)


    その晩、僕はひとり泣いた。

 


 

 

それから五年ほどの月日が過ぎた、おとといの明け方、ハナばあちゃんは静かに息をひきとったそうだ。

 

僕は、おときには呼ばれていなかったんだけど、最後のお別れだけでもしたくて、母に連れて行ってもらった。

 

 

 

棺に眠る、天寿を全うした一人の女性へ

ささやかに、一輪の花を。

 

「お疲れ様でした。 ありがとう。」

 

 

 

 

  どうぞ、安らかに眠ってください。

  天国に行っても、みんなに笑顔をふりまく、素敵なおばあちゃんでいてね。